【夫にセックスを拒否されると思ったら浮気していた】
夫にセックスを拒否されると女心としては大変つらいものがあります。
そんな中、夫のカバンや財布を見たときに避妊具発見したとしたら…浮気は確実だと考えられます。あなたが求めても拒否するのに、他の女性と関係を持っているなんて、想像するだけでも悲しく、胸が張り裂けそうになりますね。
今回は夫が拒否してセックスレスになり、しかも浮気している様子がある場合についてどうすべきか考えてみたいと思います。
目次
私には拒否するのに浮気をするのはなぜ?
夫からセックスを拒否するにも拘らず、避妊具を隠し持っているという事は他の女性と浮気しているのはほぼ確実です。生物学上、男性は女性と違い、生理的に欲求不満を抱えて過ごすのが難しいとされています。定期的に性欲を処理したくなるのが男性です。
一方、女性は男性と違い性欲と言うより、「愛されている確認」として夫婦生活を認識しています。そのせいか、セックスを拒否するのは圧倒的に女性が多いのが特徴です。子供が小さいので毎日疲れていたり、家事や仕事で疲れていれば夫を拒否しがちです。体の関係がなくても心が満たされていれば、セックスを求めたいという気持ちにならない側面もあるかもしれません。そんな中、妻が求めているのに夫が拒否するというのは大変珍しいケースです。どこかで性的な欲求を解消しているのでは?と疑問を持つのも当然です。
妻に魅力を感じなくなったという一因も
妻との性生活は拒否するのに他の女性と浮気している要因に、「妻に女性としての魅力が無くなった」ことが挙げられます。結婚して長年一緒に暮らせば、お互いの見たくない所も目に入ってしまいます。もちろんそれは夫婦同様の問題ですが、女性の方がより変化が見られる傾向にあるようです。
交際中は綺麗にメイクし、オシャレしていたのが、今は1日中パジャマで過ごし、メイクもしない。「疲れてるの!」と言ってソファに横たわり、お菓子を食べまくる。出産や不規則な生活が原因で大幅に太ってしまったなんてことはないでしょうか?・・そんな妻に女性としての魅力を一切感じなくなれば、外にいる女性についつい目が向いてしまうのも無理はないかもしれません。
妻からの愛情が感じられなくなった
妻から愛情が感じられなくなったことで、他の女性と浮気している男性も増えているようです。子供ができて子供が最優先になり、家事や育児に精いっぱい頑張っているあなたを見て、夫は少し寂しい思いをしていたのかもしれません。
出産後の女性はホルモンバランスの変化で「セックスよりも体を休めよう」という母性ホルモンが多く分泌されます。「今は生殖活動よりも子供を守り育てる時期である」という指令が脳から出されているからです。
参照URL http://セックスレス解消方法.com/childbirth/
出産直後に夫に求められた際に、何度かセックスを断ったという経緯はないでしょうか?妻に夫婦生活を断れられ続けた夫は自信がなくなり、「また断られるかも」と妻を誘うのを躊躇するようになります。「自分は妻に求められていない」「愛情をかけられていない」と感じ、他の女性に目を向けてしまいがちです。あなたの愛情がなくなったと思ったのがきっかけで浮気に走る夫もいるようです。
精神的な繋がりができたので肉体的な繋がりを求めないケースも
家族としての形が出来上がり、肉体的な繋がりがなくても夫婦としての信頼関係が確立した場合、あなたとセックスする気にならないかもしれません。結婚前はカップルとして過ごしてきても、結婚すれば「家族」になります。子供ができて「お父さん」「お母さん」と呼び合っている夫婦も多いのではないでしょうか。
あなたを「お母さん」として認識し始めると、男性はセックスを求めにくくなります。夫にとってもお母さんのような存在になれば、最も性交渉から遠い存在になってしまうのかもしれません。
男は若い女性をいつまでも追いかけてしまう本能がある
男性の性衝動のひとつとして、「子孫を残したい」という本能があると考えられています。多くの子孫を残したいという本能から、若い女性との性行為を求めてしまうのではないかという説がありますね。
参照URL http://matome.naver.jp/odai/2139444607409586801
男性にとって都合がいい説ではありますが、若い女性とばかり浮気する男性は深く考えずに衝動的に浮気しているのかもしれません。その結果、ある程度の年齢になった自分の妻に興味を示さなくなり、セックスを拒否しだしているのかもしれないですね。
ただし、本能だから浮気をしてもいいということではありません。人間は理性を持って行動する必要があります。「本能だから・・」と言って妻との性生活を拒否して浮気するなんて、もってのほかと言えるでしょう。
私も別に浮気相手を見つけよう!と考えるのはNGです
夫が浮気相手と良いコトしているのだから、私だって!!と考えるのは止めておきましょう。辛い気持ちは理解できますが、あなたが浮気をしても問題の解決にはなりません。
例えば、あなたが夫に対抗して浮気相手を見つけたとします。それが夫にバレたとしたら、逆にあなたが不倫の罪を問われてしまいます。「あなた(夫)が先に浮気をしていたからでしょ!」と言っても、無駄です。
残念ながら夫があなたとセックスレスで避妊具を隠し持っていたという証拠はとても弱く、裁判などに発展しても夫の浮気は立証されません。もし夫があなたと浮気相手の浮気の証拠を揃えていれば、逆にあなたが悪者になるのは間違いないでしょう。「浮気した妻」というレッテルが張られ、夫に慰謝料を支払わなければなりません。
欲求不満はスポーツや趣味で解消しよう
夫に対抗して・・というわけではなく、誰かに抱かれたい、このまま一生セックスをしないで過ごすのがつらい場合、どうしたらいいのでしょうか。女性だって性欲が強い方もいます。誰かの肌に触れて安心したいという気持ちが沸くケースもあるでしょう。
女性用の風俗店も一部あるようですが一般的ではありません。とはいえ、浮気をし返すと大変な目にあう可能性もあります。趣味やスポーツに没頭してストレスや欲求不満を解消する方法が適切です。旅行でもカラオケでも、自分が好きなことをして嫌な事やストレスを発散してください。
夫婦生活を続けていくのがつらい時には離婚へ動き出そう
欲求不満は趣味やストレスで発散を・・といいましたが、いつまでもこの状態が続くのは決して良いことではありません。セックスレスだけでも立派な離婚理由になります。「もう夫婦として続けられない」とあなたが感じたら、離婚へ向けて行動を始めましょう。
セックスレスだけでも婚姻関係の破たんが認められる!
夫の浮気の有無に関係なく、セックスレスの状態が長く続けば「婚姻を継続し難い重要な事由」に該当します。例えば妊娠中だった、病気だったなどの理由もなくセックスが長期間拒否されれば、夫婦関係が破綻したと認められます。もちろん、セックスレスでも夫婦関係が良好であれば別です。しかし、あなたが耐え難い精神的・肉体的苦痛を感じているのであれば、離婚を申し立てることができます。
ただし、法的に争点になるのは1年以上のセックスレスです。数か月程度であれば「改善の見込みあり」「婚姻生活の破たんまでに至っていない」という結果になります。夫から拒否されだしたのはいつなのか、しっかりと証拠を残しましょう。証拠といっても日記を書くだけでOKです。「○月×日、求めたけれど拒否された」など簡潔に書き残すといいですね。
セックスレスの陰に女性がいると感じたら浮気の証拠を得よう!
妻に求められていたのを拒否しつつ、他の女性と浮気していたことが発覚すれば、より有利な離婚が可能です。しかし、「私が知らない避妊具を持っていた」程度の証拠では夫の浮気は立証されません。浮気しているのが確実だと誰もが認める証拠である必要があります。
しかし、前述した通り「避妊具を隠し持っていた」程度では話になりません。同様に「君と結婚したい」「好きだ」と送ったメールやライン、キス写真等も浮気の証拠としては弱いものがあります。夫婦関係が破綻するに至る浮気は「肉体関係」があったことを証明しなければなりません。限りなくグレーだったとしても「肉体的な関係までは行っていません!」と証言した場合、覆すのは非常に困難です。「好意はあったけれど性的な関係に至っていない」ケースでは、慰謝料請求も難しくなります。
探偵に不貞の証拠を押さえてもらうことが大切!
言い逃れできない浮気の証拠を『不貞の証拠』といいます。「浮気相手とラブホテルを出入りしている鮮明な写真や動画」「浮気相手の居住地に最低でも3回以上出入りする鮮明な写真や動画」等が不貞の証拠と認められます。この不貞の証拠があれば、離婚の申し立てはモチロン、夫や浮気相手への慰謝料請求が可能です。離婚する際には夫が有責者だと認められるため、親権や養育費、財産分与に関してもあなたに有利に働く大切なものです。
不貞の証拠は言い逃れできないほど鮮明な物証でなければなりません。少しでも不明瞭であれば「私に似ているけれど私ではない」と言われる可能性もあります。ですから、裁判でも有利になる不貞の証拠は探偵に依頼して掴むのが一般的です。特殊な精密カメラと卓越した技術がなければ、不貞の証拠を押さえるのは困難です。あなたとセックスレス、しかも避妊具を隠し持っているのであれば間違いなく証拠を押さえることができます。ここは無理せずに、探偵に依頼して押さえてもらうべきです。
不貞の証拠を得たら話し合い、決裂したら調停・裁判へ
不貞の証拠を得ることができたら、あとはあなたがイニシアチブをとって話し合いを進めましょう。セックスレスであること、その上に不倫していることを提示して離婚に向けた解決策を図りましょう。うまく話し合うことができない、または裁判を視野に入れている場合は弁護士に一任するのも一考です。
夫が浮気によるセックスレスを認めない場合、調停や裁判に発展する可能性があります。その際は裁判所に調停、決裂すれば訴訟を申し立て、徹底的に争うべきです。しかし、あなたには不貞の証拠があります。不貞の証拠さえあれば、夫の浮気が覆されることはありません。安心して対応し、ことの推移を見守りましょう。
浮気相手にも慰謝料請求を
不貞の証拠を得たら、浮気相手に対して慰謝料の請求をしましょう。内容証明を郵送し、相手の対応を見ます。請求に応じたら和解書(示談書)を作成し、公証役場に行って公正証書にしてもらいます。公正証書にしておけば、万が一、慰謝料の支払が滞った際も裁判を起こすことなく強制執行ができます。
また、あなたの夫との浮気を認めたうえで和解書を作成するのですから、公正証書となった和解書は「不貞の証拠」になります。あとで発言を覆させないためにも、必ず公正証書にして残しましょう。
また、こちらも浮気を認めない場合は調停、裁判へと移行します。この際も不貞の証拠があれば、あなたの申し立てが却下される心配はありません。どう転がってもあなたに優位に働く不貞の証拠は、しっかりと押さえておきましょう。自分の身を守るためにも、不貞の証拠が必要なのは間違いないと言えますね。
セックスレスで夫が浮気している場合は不貞の証拠を得て離婚に向けて話し合おう!
セックスを拒否され、おまけに夫に浮気されているのであれば、耐え難い精神的な苦痛をあなたは負っているはずです。自尊心もズタズタに切り裂かれ、どうしていいのか分からなくなっているでしょう。
ここで「夫が浮気してるのだから」といって自分も浮気するのだけは絶対にやめてください。夫と同様の卑劣な行為は褒められるものではありません。また、先に夫があなたの不貞の証拠を得た場合、あなたが慰謝料を請求される可能性すらあるのです。「夫が先に浮気したから私もした!」と言っても認められません。損するだけなので絶対にやめましょう。
夫が気づかないうちに、あなたは探偵に浮気調査を依頼して不貞の証拠を押さえるのが一番です。不貞の証拠を得た後は夫と話し合いを行い、離婚する場合も有利な立場でコトを進めましょう。もし、離婚に応じない、慰謝料の支払いを拒否した場合は司法の場で解決してください。あなたには不貞の証拠があるのですから、夫の浮気が認められないことはないので安心して臨めるはずです。
セックスは夫婦間にとって大切なものです。一方的に断られ続け、あげくに浮気されていたのであれば、精神的な苦痛も大きくなっているはずです。毎日日記を書きつつ、夫の浮気調査を開始して、新たな人生の第一歩を踏む準備を整えることが大切です。