【女性と食事していることがわかっても、「相談していただけ」は信用できる?】
女性とこっそり会って食事をしていたことが分かっても、夫は「相談していただけだよ」と言い、絶対に浮気を認めない場合はどうしたらいいのでしょうか。あなたには「用事があるから遅くなる」とだけ伝えていたとしたら、結果的に嘘をついていたことになります。夫の言葉を信じていたい気もしますが、周囲から「絶対に浮気してるんじゃない?」等と言われれば不安になるのも当然です。
今回は女性と食事をしていたことが妻にばれても「相談をしていただけだ」と言って浮気を認めない夫について考えていきたいと思います。
目次
既婚者が女性と食事に行くのはマナー違反!
これだけ自由な世の中にあっても、既婚者が異性と二人きりで会うというのはマナー違反だといえます。どんなに言い訳をしても周囲は「特別な関係があるのではないか」と勘ぐってしまいます。やはり二人きりで食事をするというのは、例え相談に乗っていたという大義名分があったとしてもNGです。
食事だけでも浮気だと思うのは間違いなの?
夫が女性と二人きりで会っていても、「相談していただけ」と言い切れば法的には「浮気」にはなりません。あなたにしてみれば、女性とこっそり食事をしていらだけでも浮気だと思うかもしれません。ですが、肉体関係を持っていない限りは浮気していたことにはならず、違法行為、不貞行為には該当しません。あくまで、配偶者に対して配慮が足りない「マナー違反」程度の行動と考えられます。
女性と食事に行って相談に乗ってもらうこともあり得る話ではある
そもそも女性と食事に行って相談に乗ってもらうということ自体は、あり得ない話ではありません。あなたに相談するよりも話しやすい、夫の悩みごとに対する造詣が深い、会社の人間関係に精通しているなどの事情があれば、男女問わずに相談することはあるでしょう。本当に悩み相談していただけならば、十分にあり得る話です。
あなたに関する悩みを相談していれば「浮気心」の可能性も
夫が言う「相談していただけ」というのが事実だと仮定した場合、どんな悩みを相談していたかによって話は変わります。あなたに関する悩みごとを相談しているとすれば、あなたに不満を持っている可能性もあります。「性格が合わない」「離婚したい」などの相談を特定の女性にしているとしたら、夫は相手の女性に好意を持っていると考えて間違いありません。
「家庭が上手くいっていないアピール」で女性の関心を引くのは浮気する男性にありがちな行為です。まだ本格的な浮気に発展していないかもしれませんが、「あわよくば・・」という気持ちがあるのは否定できません。
正直に「女性と食事する」と言わない理由
妻側から考えると、「本当に相談しただけなら、なぜ正直に言わなかったの?」というのが大きな疑問になります。最初から「相談があるから○○さんと食事してくる」と言えば、まだここまでの大きな問題にならなかったのに・・と残念に思うでしょう。
でも、よく考えてみてください。「相談があるので女性と食事する」と言って出掛ける夫をあなたは快く送り出すことが出来ますか?もしかしたら正直に夫が言っていたとしても、「女と会うなんて非常識!」「浮気するつもりでしょう!」と言って止めたりはしないでしょうか。正直に言えばあなたが反対するのを分かっていたからこそ、言わなかったとも受け取れます。
本当に相談していただけの場合
あなたがやきもち焼きの女性であれば、本当に相談だけをしていたとしても夫は正直に女性と会うとは言いません。どうせ言っても止められる、浮気だと責められると思えば嘘をついて会いにいくはずです。あなたが絶対に聞き入れないことを分かっているからです。
男性側、夫側の視点で考えるとこういうことになります。確固たる信頼関係があり、正直に「××の件で相談に乗ってもらうから○○さんと食事に行く」と言ってもあなたが応じてくれるのであれば夫も言っていたかもしれません。正直に「女性と会いに行く」と言えなかったのは、妻側に問題があったとも考えられるのではないか?ということになるようです。
勝手な意見のようにも聞こえますが、自己防衛のために嘘をつくというケースもあります。妻に責められたくない、疑われたくないという意識によって嘘をついてしまうのだと考えられます。
参照URL http://naoko-office.net/furin-mentality13.html
もちろん、不用意に女性と二人きりで会うのはマナー違反です。しかし、本当のことを言っても認めてくれない、許してくれないと夫が思えばこっそり会うのも無理はない話ではないか・・というのが男性側の意見。でも、これをいちいち承認するのは難しい話だと言えるでしょう。
相談は嘘で女性が浮気相手だった場合
相談していたこと自体が嘘であれば、あなたに「女性に会いに行く」とは絶対に言いません。「用事があるから遅くなる」と言うのは、やましい気持ちがあるからです。前述した通り、夫が本当に相談するためだけに会い、食事をした可能性もわずかながらあります。しかし、それはほんの一握りのケースでしょう。
女性と二人きりで会うのは、やはり相手に夫が好意を持っているか、既に浮気相手であるパターンが大多数です。嘘をついてまで会いたいのは、食事をした女性に何らかの感情があるからです。わざわざ悩みごとを女性に相談するとは思えません。あなたの悪い予感は多分当たっています。
夫の「相談しただけ」は信じない方がいい
女性と二人きりで会っている事実をあなたに知られたとしても、あくまでも夫は「相談しただけ」と言い張った場合はどうしたらいいでしょうか。信じていたいという気持ちも分かります。ですが、すべてを信じると痛い目を見ることもあり得ます。一応「言い訳」程度に話を聞くのは構いませんが、信じ切るのは避けた方が無難です。
相談だけ、食事だけの関係だったという確証はない
夫が女性と一緒に食事をしていたことは分かっていても、それで終わったのかどうかは誰にも分かりません。食事の後に飲みに行き、ラブホテルや浮気相手の家に行った可能性だってあるはずです。
あなたは今回初めて夫がよその女性と食事していた事実を知ったかもしれません。でも、実はあなたが気づかなかっただけで、継続した関係が無かったとは言い切れません。「そう言われてみれば・・」と思い当たることはありませんか?夫が相談していただけだと言っているのを鵜呑みにするのは危険です。
どんな相談をしたのか具体的な答えがなければ怪しい
「じゃあ、あなたはその女性にどんな相談をしたの?」と聞いてみてください。具体的な答えはあるでしょうか。もし言わなかったり、「お前には関係ない」と教えてくれなければ要注意。やはり、「相談していた」はただの言い訳で女性と深い関係にあるのかもしれません。
やましいことがなければあなたに謝罪したうえで「相手の女性は上司の●●さんで、業務上の相談(具体的な内容)をしていたんだ」と教えてくれます。曖昧な返答や相手の名前を教えてくれない場合は浮気の疑いが濃厚です。
浮気かもしれない!と思った時は探偵に浮気調査を依頼すべき
「浮気かもしれない!」と思った時は迷わず探偵に浮気調査を依頼しましょう。夫と話し合いを続けても、証拠がなければ平行線が続くだけです。怪しげな夫の行動が続くようであれば、探偵に浮気調査を依頼してください。
まずは毎日の夫の行動を観察!
浮気調査をするのはいいですが、やみくもに夫を尾行してもらっても結果は残せません。前回と同じように「用事があって遅くなる」「今日は残業だ」「休日出勤がある」と言ってきた日をめがけて調査を行うのが常識です。
夫の浮気調査を考えるのであれば、怪しい行動があってもあえて指摘せずに泳がせましょう。警戒心を持っている間は浮気相手との接触を避けているかもしれません。その代わり、夫が遅くなった日の機嫌や態度、様子などを日記に記して状況証拠をまとめましょう。「用事がある」「残業だ」と言って深夜遅く帰った日は香水のかおりがする、お風呂に入らないなどの一連の行動をまとめると、浮気する日が判明します。
メールやライン、着信履歴、レシートなどを調べてみよう
決して無理する必要はありませんが、夫のスマホを見ることができればメールやライン、着信履歴を確認すると良いでしょう。また通話履歴、着信履歴を見ると頻繁に連絡を取っている相手がわかります。スーツのポケットやカバンの中に怪しげなレシートがないかも確認してください。夫が絶対に購入しないようなものやラブホテルのレシートが残されていることもあり得ます。
浮気調査をするなら「不貞の証拠」を押さえてもらおう
やはり夫が浮気しているのは間違いなさそうだと思ったら、探偵に浮気調査を依頼してください。その際、万が一(離婚調停や裁判・慰謝料請求)に備えて「不貞の証拠」を押さえてもらうようにしましょう。不貞の証拠があれば、有利な離婚や慰謝料請求が可能です。夫や浮気相手に言い逃れさせないためにも、不貞の証拠は押さえておくのがベストです。
・不貞の証拠とは
メールやライン、通話履歴、キス写真、避妊具を隠し持っていた程度の証拠では、夫が確実に浮気していたとは断言できません。法的に浮気と認められるのは、夫と浮気相手の間に肉体関係があったことを立証できるものだけになります。この肉体関係があったと認められる証拠を『不貞の証拠』といいます。
具体的には「浮気相手とラブホテルを出入りする鮮明な画像や動画」「浮気相手の居住地を最低でも三回以上出入りする鮮明な画像や動画」などが不貞の証拠です。鮮明な写真や動画である必要があるので、調査報告書とともに一緒に提出してもらうように依頼しましょう。
同時に浮気相手(相談相手)の素性調査も依頼して!
せっかく探偵を雇うのですから、同時に浮気相手とされる女性の素性調査も行うといいでしょう。夫が浮気している事実があっても、相手が誰なのか不明ではどうすることも出来ません。慰謝料を請求するにも、夫と別れるように交渉するにも、氏名や住所、職業などが分からなければ動きようがないからです。同時進行で行うように依頼すると、結果判明後の行動がスムーズです。
不貞の証拠を得たら今後について話し合いましょう
調査の結果、夫はクロで一緒に食事していたのが浮気相手だと分かったら、不貞の証拠を提示して話し合いを始めてください。証拠がない時点では「相談して食事をしていただけだ」と言い張っていた夫でも、証拠があれば言い逃れできません。ここで、あなたは夫の口から真実を知る機会を得ることになります。
夫からどんな証言があるのかは分かりません。しかし、いつからの関係なのか、あなたに対してどう思っているのかを夫の口から聴けば、あなたの今後の対応が変わってくるはずです。もう離婚すべきなのか、再構築すべきなのか。また、浮気相手に慰謝料を請求すべきなのか、浮気相手は夫が既婚者なのを知っているのか等、まずは夫から直接説明を受けてください。
話し合いが決裂したら調停・裁判に発展する可能性も
話し合いが決裂、もしくはあなたは「もうこの人とは離婚したい」と思っているのに夫が拒否した場合は法廷で争うことになります。しかし、あなたに不貞の証拠があれば全て有利な立場で話し合いを進めることが出来ます。夫の口を割らせるにも有効な不貞の証拠ですが、調停や裁判になれば、より力を発揮してくれます。また、浮気相手が慰謝料の支払を拒否した時も、不貞の証拠があれば逃げ切ることはできません。
「相談していただけ」かどうかは証拠を押さえなければ判断は難しい!白黒つけたいなら浮気調査が一番
夫が女性と二人きりで食事をしていれば、どう見てもただならぬ関係に見えてしまうのは当然です。しかも、「相談していただけ」という夫の証言を信じ切れば、後から痛い思いをするのはあなたです。実は相手と不倫しており、後から一方的に離婚を言い渡される可能性もあるからです。夫の言葉を信じたい気持ちも分かりますが、やはり嘘をついて会っていた時点で、妻に後ろめたい行動をしていたと考えるのが普通です。
夫の行動に怪しいものがあれば、迷わず浮気調査を行うべきです。相談しただけの女性と頻繁に会うのは不自然です。深夜遅くに帰宅する日が増えたなどの行動があれば、やはり相手の女性は浮気相手と考えるのが的確です。ここは言い逃れできない浮気の証拠である「不貞の証拠」を探偵に押さえてもらい、今後の身の振り方を考えねばなりません。
あなたに黙って女性と二人きりで会うのは例え浮気ではなくても、社会人としてマナー違反です。浮気の証拠は探偵に任せるとしても、しっかりとした話し合いや説明を受ける権利があなたにはあります。納得した説明を受けるまで、妥協せずに話し合うためにも不貞の証拠や調査報告書は必要なのは間違いありません。