夫の様子がおかしいので、問い詰めたところ特定の女性と仲良くなっていたことが発覚!なのに浮気を認めずに「ハグはしたけど何もしていない」という言葉を繰り返すばかり。ハグは外国では挨拶ですが、ここは日本です。既婚者である夫が他の女性にハグするのも信じられませんが、「もっと深い仲になっているのではないか・・」と不安に駆られるのも当たり前のことですよね。
今回は「ハグしかしていない」という夫の言葉を信じていいのか、浮気はしていないかどうかについて考えていきたいと思います。
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ハグだけであれば浮気にならない!
ハグして挨拶する文化は日本にはありません。見ることがあるとすれば、オリンピックなどで勝利した時にコーチなどに抱きつく選手がいる程度で、一般的ではないですよね。夫の様子がおかしいので問い詰めたら「ハグしかしていない」というおかしな返答を繰り返すばかり。これではどうすることもできません。
どうやら浮気と認められるのは肉体関係が証明されるケースだけで、既婚者であってもハグしただけなら浮気にはならないといいます。あなたの夫は「ハグしただけ」と言えば浮気にならないことを、もしかしたら知っているのかもしれません。
「浮気」が認められるのは肉体関係があった時だけ?」
法的に「浮気」と認められるのは、既婚者が異性と自分の意思で性行為をした場合に限定されます。つまり、手をつないで歩いたり、親密なメールを交わしたり、キスしただけでは「浮気」にはなりません。心情的にはそのどれもが浮気に該当するような気もしますよね。
ただ、キスしたり手をつなぐ関係であれば、もちろんそれ以上の関係になっていることも十分に予想できます。肉体関係が証明されなければ法的に浮気とは認められませんが、キスするだけでも十分に怪しく、妻に対する裏切り行為であるのは間違いないでしょう。
「ハグ」するだけでも浮気だと考える女性は多い!
夫は「ハグしただけ」と堂々といいますが、世間一般的に「ハグは浮気をしたも同然」と考える女性が多くいるようです。『女性が考える「どこまでが浮気か」』というアンケートにおいて「ハグをしたら浮気」という回答が第5位で女性の29.8%にも及んでいます。一方、男性の回答においては「ハグをしたら浮気」と考える層は女性を下回る約19%と言う結果に・・。男女間において「ハグするという行為」に関する考えに大きな隔たりがあるようです。
参考URL https://mery.jp/20950
問い詰めて「ハグしただけ」「キスしただけ」というのは言い訳でしかない
妻に浮気を疑われ、その結果「いや、ハグしかしていないから」「キスしただけ」という言い訳しかできないのは、かなり怪しい状況といえます。
言い訳するのであれば「ただの友達だよ」「一緒に食事しただけ」程度の返答が普通です。キスやハグのようなカップルがするような行為をしておきながら、それを言い訳にする。これはどう考えても、それ以上の行為もしていると想像されても仕方がないといえるでしょう。
「浮気していると思われたくない」から苦し紛れの言い訳が出る
ハグと言えば聞こえは軽いですが、女性を抱きしめるのと同等の行為です。下心や好意のある女性でなければ、抱きしめたりはしません。ではなぜ、あなたに「ハグしただけ」という言い訳を通そうとするのでしょうか。
あなたの夫は、完全にあなたに浮気を疑われていることを知っています。だからせめても「行為には及んでいない」ことを伝えようと「ハグしただけだ」と強調するのではないでしょうか。あなたに浮気していると思われたくないからこそ出た、苦し紛れの嘘が「ハグしただけ」だったと考えられます。
浮気相手に好意はあるが、あなたと別れたいと思っているわけではないかも・・
ハグするような親密な関係であれば、たとえ性行為に発展していなかったとしても好意があるのは間違いありません。でも、あなたに勘付かれてしまい、慌てているのは確かです。何とかして浮気ではないことを伝えようと必死なのでしょう。
「ハグしただけ」は言い訳としては情けないですが、夫はあなたと別れたいと思っているわけではないと思います。何とかして誤魔化そうとしているだけです。大多数の夫は「妻に隠れて若い女性と遊びたい」とは思いますが、離婚を前提に浮気しているのは稀なケースです。ノリでハグしただけだから・・というのを押し通して時が過ぎるのを待っているだけかもしれません。
浮気相手に本気だから必死で隠し通そうとする時もある
ただ、注意してほしいのは「浮気相手に本気になっている夫」も時にはいるということ。その場合は浮気相手をかばうために必死に言い訳していると考えられます。浮気相手に迷惑をかけられない、彼女が可哀想だから絶対にバレるわけにいかない!と考えた時も言い逃れをして逃げ切ろうとするからです。
あなたの夫がどれにあたるかは今の時点では分かりません。しかし、あなたに対して「ハグしただけ」等と言い訳するのは、「肉体関係に及んでいる」可能性が極めて高いのは言うまでもありません。
「ハグしただけ」と言い逃れをした後も連絡を取っているようならアウト!
妻として絶対に許せないのは、居酒屋などでノリでハグしただけのケースではなく継続的な関係が続いていることではないでしょうか。あなたに問い詰められた後も女性と連絡を取っているようであれば、それは完全にアウトです。夫は浮気していると思って間違いありません。
浮気の芽はできるだけ早いうちに断つべき
ですが、いくらあなたが悩んでいても「ハグしただけ」と言い切るような男性はどんなに問い詰めても本当のことを言いません。証拠がなければ浮気にならないことを知っているからです。「実際はどうなのだろう」「肉体関係になっているのでは・・」と一人悶々と悩んでも仕方がありません。ここは早いうちに証拠を押さえ、浮気の芽を断つ方が得策です。
関係が長期に及べば、遊びだったつもりが本気になってしまうこともあります。情に流される時もあるでしょうし、女性側が積極的であれば「妻と別れてコイツと一緒になろう」と思わないとも限りません。出来るだけ早く証拠を押さえ、夫に目を覚ましてもらうのが一番良い対策といえるでしょう。
決定的な証拠は探偵に頼んで押さえよう
夫に浮気を問い詰め、認めさせて反省させるには、夫と浮気相手の間に肉体関係があった証拠を押さえなければなりません。でも、実際に行為に及んでいるところを撮影するわけにはいきませんし、どうしたら証拠を掴むことが出来るのか悩むところですよね。
法的に浮気と認められる浮気の証拠は「浮気相手とラブホテルを出入りしている写真や動画」「浮気相手の居住地に最低でも3回以上出入りする写真や動画」などに限定されます。つまり、これらの証拠があれば「二人の間に性的な関係(不貞行為)があった」と認定されるわけです。素人が鮮明な写真や動画を写すことは困難ですし、ターゲットを尾行・追跡する必要があるため探偵に依頼するのが一般的です。あなたはまず探偵に浮気調査を依頼し、二人の間に不貞行為(性行為)がなかったのか、あれば不貞の証拠(肉体関係があったことを証明する証拠)を押さえてもらうようにしてください。
不貞の証拠を押さえたら徹底的に話し合おう
夫と浮気相手は「ハグしただけの関係」ではなく「肉体関係がある不倫関係」であることが証明されたら、ここから徹底的に話し合うようにしましょう。あなたに嘘をついて不倫関係だったことを指摘し、あなたがどれだけ悩み、辛い日々を送っていたのかを伝えましょう。もはや夫は言い逃れすることはできません。どんな態度であなたに対峙しているのかを見極めてください。
反省し謝罪しているかどうか、それとも開き直り傲慢な態度なのか
夫が他の女性と深い関係になっているという事実を突きつけられ、あなたも心身ともに苦しい状態のはずです。ですが、ここが踏ん張りどころです。夫と話し合い、すべてを明らかにしてください。今後のためにも、辛いですが浮気の全容を解明しなくてはいけません。
そして最も大切なのが夫がどんな態度であなたに対応しているのか・・ということ。真摯に反省し、すべてを話してあなたに許しを乞う態度なのか。それとも開き直ったり、誠実な態度ではなく、浮気相手をかばうような様子ばかりなのか。ここをしっかりと見極めて、今後の対応を決めてください。
反省しているのであれば再構築を考えて
「俺が悪かった、申し訳ない」「ほんの遊びだった。君には悪いことをしてしまった」と自分の非を認め反省しているのであれば、今回は許してあげてもいいかもしれません。「ハグしただけ」というのも、あなたに浮気がバレたくないがための嘘だったのでしょう。夫が謝罪し、反省しているのであれば「浮気相手と二度と会わない、連絡をとらない」ことを約束させて再構築を考えるのが、一番平和な解決方法です。
好きで一緒になった二人ですから、やり直すことは可能なはずです。子供がいるのであれば尚更、離婚に至ってしまうのは残念すぎる結末です。「ほんの遊びで浮気相手と一緒になるつもりはない」「君と離婚したくない」と懇願するのであれば、生活の立て直しも難しいことではないはずです。
やり直すなら「誓約書」で二度と浮気相手と会わないと誓わせて
夫と再構築を決めたのであれば、誓約書を書いてもらい、二度と浮気相手と会わない、連絡を取らないことを誓ってもらいましょう。夫も自分に非があるのは百も承知でしょうから、必ず応じるはずです。
難しいことではありません。「浮気相手と二度と連絡を取らない、会わない」ことを誓約してもらうだけです。著名捺印してもらい、可能であれば公正証書にしておくと、この誓約書も「不貞の証拠」になります。公的な文章として扱えば、浮気を抑止するために絶大な効果を発揮します。「公に自分は浮気相手と会わないと誓ったんだ」と思えば、簡単に浮気相手と連絡を取ろうとは思わないでしょう。
離婚するなら不貞の証拠を最大限利用して徹底抗戦を
不貞の証拠があるのに夫が浮気を認めない、あなたを批判する、浮気相手をかばうなどの不誠実な態度が見られる場合は、離婚を視野に考えなければいけない時もあります。いくらあなたがやり直したいと思っても、夫の態度が不誠実であれば仕方がありません。ですが、そんな時も「不貞の証拠」があれば、あなたに有利に働きます。
裁判に発展しても「浮気していない」と主張する夫もいますが、不貞の証拠があれば発言を覆すことができます。その結果、離婚に至ってしまったのも夫の責任であることが証明されます。また、離婚するのであればあなたが負った精神的苦痛に対して夫に慰謝料を支払ってもらうことも出来ます。浮気をしていたのに反省も謝罪もしないような夫に対しては、厳しい態度で臨みましょう。
浮気相手に対しても慰謝料請求ができる
夫婦関係が破綻し離婚になった場合、浮気相手に対しても慰謝料を請求することができます。あなたの大切な家庭を崩壊させ、夫を奪ったのですから、社会的にも経済的にも制裁を与えるのが妥当です。妻としてのプライドを保つためにも、気持ちに区切りをつけるためにも慰謝料を請求する方がいいのではないでしょうか。
万が一、浮気相手が「あなたの夫と浮気していません」と言い放っても、不貞の証拠があれば言い逃れはできません。不貞の証拠は再構築する際にも離婚、慰謝料請求をする際にも役立つのは間違いないといえそうです。
「ハグしていただけ」は性行為に及んでいる可能性も!決定的な証拠を得て実態を知るべきです
浮気を指摘した場合「ハグしただけ」「浮気はしていない」と言い放つ夫は、浮気をしている可能性が大といえます。海外ではハグは挨拶程度の行為ですが、日本では女性を抱きしめるのと同様の行動です。抱きしめることが出来る女性であれば、それ以上の関係にあってもおかしくはありません。ここは探偵に浮気調査を依頼し、決定的な証拠を押さえて話し合う必要があります。
どんなに悩み続けても、証拠がなければ男性は浮気を認めません。あなたに離婚を迫られたり、浮気相手に迷惑がかかるのを恐れているからです。肉体関係になっていても「浮気していない」「ハグしただけ」と言い訳し、自分の浮気を認めない夫には不貞の証拠を提示するのが一番です。証拠があることを伝え、すべてを明らかにすることが浮気問題の解決の近道といえるでしょう。