【子供のために浮気を我慢・・本当にそれでいいの?】
子供のために私さえ我慢をしたら家庭は成り立つ・・そう思い、夫の浮気を長年我慢し続けている主婦も多いようです。
離婚は子供のためには良くない、悪影響を及ぼすと考え、夫の浮気は見て見ぬふり。
ひたすら我慢を続けて「子供のためだから」と自分に言い聞かせる。
でも、果たしてそれが子供にとって最適な行動といえるのでしょうか?
今回は夫の浮気を子供のために我慢してきたけれど、心身共に限界を迎えた時はどうすべきなのかを考えていきたいと思います。
目次
離婚が子供に及ぼす影響とは
あなたはなぜ、夫の浮気をひたすら我慢し続けてきたのでしょうか。
様々な理由があると思いますが、子供がいる場合は「子供のために離婚したくない」というのがその理由の筆頭に上がっています。
離婚をすると子供に悪影響を及ぼしてしまうと考える女性が多いようですが、離婚が子供に及ぼす影響には何があるのかをまず考えていきましょう。
母子家庭になってしまう
あなたが夫と離婚すれば、父親の存在しない「母子家庭」になります。今や母子家庭は昔ほど珍しいものではありません。
しかし大昔は偏見の目で見られた印象が強いせいか、母子家庭になることに抵抗を感じている人も少なくないようです。
名字の変更や引っ越しに伴う環境の変化
両親が離婚した場合、子供の名字を変えねばならない場合もあります。
ただし、離婚したからといって母子ともに必ずしも名字を変えねばならないという法律はありません。
引っ越しもせず、同じ学校に通い続けるケースや名字の変更が子供に大きなダメージを与えると予想できる場合は名字をそのままの状態にしておくことも可能です。
名字を変えないのであれば、引っ越しせずに通い慣れた学校にいることも出来ます。
お子さんが幼稚園以下で小さいのであれば名字を変えて引っ越しし、新しい環境で一から始めてもいいかもしれません。
どちらにせよ、名字変更、転校、引っ越しなどは離婚とは切っても切れない関係なので、タイミングを見計らうことが大切です。
経済的な不安
母子家庭になってしまえば、どうしても経済的な不安が付きまといます。
満足のいく教育を受けさせることができるのか、趣味や習い事に十分なお金をかけてあげられるのか心配になるのも無理はありません。
しかし、現在は福祉的な援助も充実していますし、夫から十分な慰謝料や養育費が支払われれば経済的な不安を感じる必要はありません。
離婚によって及ぼす影響と言うよりは、離婚の仕方によっては影響があると考えるといいかもしれません。
仮面夫婦に子供は確実に気づきます!
仮面夫婦でいれば子供に影響は及ぼさないし、気づかない。
そうあなたが思うのは大きな間違いです。
子供を侮ってはいけません。
子供はしっかりと夫婦がどんな状態なのかを感じ取っています。
子供ために離婚したくないから夫の浮気はひたすら我慢しよう・・仮面夫婦でも体裁を保っていれば、子供に悪影響を及ぼすことはないはず!!
良い母を演じているつもりかもしれませんが、子供は確実に気づいています。
会話もない両親の冷え切った関係を敏感に察知し、あなた以上に傷ついているのが子供だという事を覚えておきましょう。
仮面夫婦は子供の為を思うならやめましょう
子供のために仮面夫婦を続けても良いことはひとつもありません。
子供のために良かれと思っているかもしれませんが、重大な悪影響を及ぼしかねません。
仮面夫婦に育てられると存在価値を見出せない
仮面夫婦の間に育った子供は自らの存在価値や家庭の在り方が分からなくなり、結婚して家庭を築くのに不安を感じているというデータがあります。
冷え切った夫婦関係を見続けることで両親を尊敬できず、「果たして自分は必要な子供だったのだろうか」と思い悩む傾向にあるようです。
そのため、自分自身も家族を愛せるのか、やっていけるのかと不安になり、結婚したくない、子供を持ちたくないと考えてしまいがちです。
うつ状態や過度の反抗などの症状が出る
両親が仮面夫婦だった場合、子供にうつ病の症状が出たり、過度な反抗などの行動が目立つことが多いようです。
引きこもりなんかもその中の1つの症状ですね。
学校や友人関係などでストレスを感じていても、リラックスできる家庭があれば様々なダメージは回避できます。
しかし、家に帰ってもいるのは仮面夫婦である両親だった場合は不安を解消することができません。
うつ症状や過度の反抗態度の要因として「家庭不和」が考えられます。
冷え切った夫婦関係を続けても、子供のためにならないことを自覚すべきではないでしょうか。
夫の浮気を我慢するのはやめましょう!あなたにも子供にも悪影響を与えます
子供のため・・と夫の浮気を我慢することが、決して子供のためにはならないことが分かりました。
もう、あなたは浮気を我慢をするのはやめて自分の人生を歩んでみてもいいのではないでしょうか?
子供のためにも、あなたのためにも自分に我慢を強いるのは止めてくださいね。
子供にとって大切なのはお母さんが元気でいること
夫の顔色を伺ったり、会話がなかったり、いつも悲しい顔をしているお母さんは子供のためには良くありません。
母親は家庭の太陽です。
お母さんが元気いっぱい、いつもニコニコしている家庭こそが、子供にとって大切な空間です。
あなたがいつも不機嫌な、不安な顔をしていると子供は敏感に察知します。
すると、子供までもが不安になり、日々の生活や学校生活、友人関係、学業にも悪影響を及ぼします。
浮気を我慢してじっと耐えているあなたの姿は、子供にとって良い影響を与えるでしょうか。答えは言わなくても分かるはずです。
離婚問題は長引かせないことが重要
浮気の問題、離婚問題は長引かせてはいけません。
さっさとけじめをつけて解決した方がいいでしょう。
夫が悔い改めて再構築するにしろ、離婚するにせよ、早い解決を心掛けることが大切です。
あなたはもう十分、我慢を続けてきました。
そして夫は浮気を止めずに、あなたに辛い思いをさせています。
精神的な苦痛をこれ以上負うと、あなたの今後の生活に差しさわりがあります。
子供と楽しく生きていくためにも、出来るだけ早い解決を目指すことを考えましょう。
夫に浮気を認めさせて離婚する方法とは
長年、夫の浮気に悩んできたのですから、再構築は無理だと考える妻が大多数を占めます。
浮気を夫に認めさせて離婚しようと考える場合、スムーズな対応が必要です。
では、どのように行動すべきなのかを確認していきましょう。
不貞の証拠を押さえよう!
夫に浮気を認めさせるためには、言い逃れができない浮気の証拠を掴む必要があります。
あなたは既に夫のメールや浮気相手の写真、浮気相手とデートしたレストランのレシートなどを保存しているかもしれませんが、実はそれらは法的に立証される浮気の証拠ではありません。
法的に言い逃れできない、裁判などを起こしても浮気が認められる浮気の証拠を「不貞の証拠」といい、不貞の証拠があれば夫は浮気を認めざるを得なくなります。
不貞の証拠って何ですか?
「浮気相手とラブホテルを出入りする鮮明な画像や動画」「浮気相手の家を出入りする鮮明な画像や動画」「肉体関係を認める公的な署名入りの文章」が不貞の証拠として認められます。
既婚者が自分の意思で第三者と肉体関係を持つことを「不貞行為」といい、不貞行為があったことが認められるものだけが「不貞の証拠」になります。
例えば浮気相手とメールやラインで「好きだよ」「妻と別れてお前と一緒になりたい」等と交わしたり、キスしている写真を発見しても「不貞の証拠」にはなりません。
「冗談でメールしただけ」「酒に酔ってノリでキスしただけ」という言い逃れが通じるものは不貞の証拠にはならないのです。
不貞の証拠は専門の業者に依頼してみては?
前述したように、不貞の証拠は言い逃れできないほど鮮明なものである必要があります。
そのため、不貞の証拠は調査のプロである探偵に浮気調査を依頼して入手するのが一般的です。
暗い夜道であっても、車に乗っていても鮮明な画像や動画に押さえるためには、専用の精密機器と確かな腕が必要です。
裁判でも使える証拠を押さえることが出来れば、あなたは確実に離婚できます。
しかも、不貞の証拠があれば、子供と暮らしていくための十分な資金を手に入れることが可能です。
慰謝料請求や親権、養育費、財産分与で離婚の不安を消去!
不貞の証拠があれば、あなたは夫や浮気相手に慰謝料請求ができます。
また、親権や養育費、財産分与などの面でも有利に働くのは間違いありません。
離婚で生じる経済的な負担を解消するためにも「不貞の証拠」は必要です。
妻を顧みずに浮気するような男は調停や裁判でキッチリとけじめをつける方が、後に発生する不安やリスクを回避できるはずです。
子供のために夫の浮気を我慢するのは止めてもいいんですよ
子供のために・・と夫の浮気を我慢し続けるのは今日で終わりにしましょう。
仮面夫婦を続けることはあなたにとっても、子供にとっても悪影響を及ぼします。
子供のためを思うのであれば早く離婚をして、元気なハツラツとした笑顔を取り戻すべきです。
探偵に浮気調査を依頼し不貞の証拠を押さえて貰えば、離婚することができます。
夫や浮気相手に慰謝料の請求も出来ますし、親権や養育費、財産分与に関してもあなたに有利に話が進みます。
経済的な不安を軽減させることができれば、我慢して夫と夫婦関係を続ける必要もありません。
あなたが負った精神的な苦痛に対して慰謝料を貰うのも、子供の生活に必要な養育費を貰うのは当然の権利です。
浮気や離婚問題を長引かせるのは、子供の心身に深く影響を及ぼします。
限界を迎えるほどの我慢は避けて、なるべく早い解決を目指すべきではないでしょうか。