朝帰りした夫に理由を聞くと「車で寝ていた」という答え。飲んで酔っていたから連絡も出来ずに車で寝ていたというけれど、果たして信じていいのか悩むところです。車で寝てたから連絡できなかったと何度も朝帰りを繰り返せば、浮気を疑ってしまうのも無理はありません。
今回は朝帰りの夫の「車で寝ていた」という言い訳を信じていいのかどうかについて、考えてみたいと思います。
目次
連絡もせずに朝帰り・・妻に対して失礼です
「車で寝ていた」かどうかは別にして、連絡もせずに朝帰りするのは妻に対して失礼な行為であるのは間違いありません。1度きりならまだしも、「次からは気をつける」と言いながら何度も繰り返しているのはマナー違反!浮気を疑われても文句も言えない状態といえます。
事件や事故に巻き込まれたかと心配する妻に対して裏切り行為
夫が連絡もなく帰宅しなければ、事件や事故に巻き込まれたのではないかと心配します。それこそ一晩中眠れずに、何度も夫に電話をかけたりメールをしたり・・。なのに帰ってきたら「車で寝ていた」では、あまりにも酷すぎます。
「寝てても良かったのに」等と簡単に言う夫もいますが、夫婦ですから心配して当然です。それを起きて待っていたのがまるで悪いかのような発言は妻に対して失礼すぎると言えるでしょう。
なぜ連絡をしないの?
「あまり飲みすぎないようにしてね」「早めに切り上げて帰ってきてね」と言っても連絡もせずに何度も朝帰りするなんて、正直なところ言語道断です。朝帰りも酷すぎですが、連絡もしないのはどう考えても許せません。では、なぜあなたの夫は連絡もよこさないのでしょうか?
泥酔して本当に寝ていた
お酒にだらしなく、一度酔ってしまうと家にいるあなたのことをスッカリ忘れてしまうような夫は、本当に泥酔して車で寝てしまうこともあります。しかし、一度そのような失敗をすると以降は気を付けるのが普通です。車で出かけた日は飲まないようにする、または代行運転を頼んで帰宅するように心がけるのが夫として当然のマナーです。
浮気ではなく本当に車で寝ていたとしたら、あなたに対して配慮がなさすぎです。一度きりではなく何度も繰り返すとしたら、かなりだらしない夫なのは間違いありません。また、座ったままの姿勢で長時間眠るのは「エコノミー症候群」発症の危険もあります。家庭に対し責任感がなさすぎることを、しっかりと自覚させなければいけません。
あなたに怒られるので連絡できない
あなたの夫が浮気していないと仮定した場合、友人たちと遊んでいて帰りたくない気分の時はわざと連絡してこない可能性があります。「もう帰ってきなさいよ!」「朝まで麻雀なんて許さないから!」等と言われてしまうことを知っているため、あえて連絡をせずに朝帰りしている時もあります。
友人たちは自由に遊んでいるのに自分だけ帰るのは嫌だ・・という勝手な理由ですが、あまりにも厳しく行動を制限している方は要注意です。束縛が強すぎるとあなたに不満を持って本当に浮気してしまうかもしれません。時には自由に遊べる日や連絡をきちんとくれたら多少は遅くなっても良い日を設けてあげると良いでしょう。
浮気相手と会っているので連絡できない
最も多い無断の朝帰りの理由は、ズバリ浮気です!浮気相手と会っている場合、急に泊まりたくなる、相手に「泊まっていって」と言われる時もあります。あなたに連絡しにくい、「帰ってこい」と言われるに決まっていると考えた夫は、連絡せずに外泊を強行する手段に出ます。色々と朝帰りの理由をあなたに述べるくらいならいっそのこと「車で寝ていた」と言った方が早いと考えてしまうからです。
一度きりならまだしも、何度いっても「車で寝ていた」「酔っていたから電話に気づかなかった」といって朝帰りするのは浮気している証拠です。つまり、泥酔していたのも、車で寝ていたのもすべて嘘。浮気相手とラブホテルへ行っているか、浮気相手の家にいると考えるのが妥当です。
「車で寝ていた」をという嘘を暴くためにできること
では、まず夫の「車で寝ていた」発言を覆すためには何をすべきか考えてみましょう。ある程度証拠を押さえておくと、後にどう行動するといいのか分かります。
車内にボイスレコーダーを設置
夫が本当に車の中で眠っていたかどうかを調べるために、車内にボイスレコーダーを設置してみましょう。夫が一人でいたのか、第三者もいたのかが判明しやすくなります。
夫が酔って車で眠っていたとしたら、いびきは聞こえても他人の気配はありません。あなたから来る電話やメールの着信音があっても、車内に音が発生するようなことはないでしょう。夫が誰かと話している様子や電話をかけている様子があれば、夫の言っていることは嘘だとわかるはずです。
また、夫の吐息や咳やイビキ、あなたからの電話の着信音なども一切しない「無音状態」も怪しいといえます。あなたの夫は車におらず、どこか別のところにいる可能性が高いかもしれません。
カーナビの走行履歴でチェック!
カーナビの走行履歴を調べると、あなたの夫のアリバイを崩すことができます。まずは、どこで飲んでいたのか、どこで寝てしまっていたのかを聞いてください。飲酒運転はしていないはずなので、飲食した場所の近隣に車を停めて眠っていたと考えるのが普通です。
カーナビの走行履歴を見て、夫がいたと思われる地点から動きがなく、そこから自宅までの履歴しかなければ夫の発言は信用できます。しかし、あちこち走り回っている様子があれば飲酒も嘘ですし、車で寝ていたのも嘘と考えられます。
ですが、車の動きがなくても、「飲んでいた場所」が浮気相手の自宅であれば車の移動履歴は申告通りになります。走行履歴に嘘はなくても100%信じられるかどうかは微妙といえるでしょう。
夫の動向を観察しよう
なぜか最近、身だしなみを気にするようになった、ファッションに興味を持つようになった、休日出勤が増えた・・などの行動の変化はありませんか?もし、なにか変化があれば夫は浮気している可能性があります。朝帰りだけではなく、他に異変はないか?等をしっかり観察しておきましょう。できれば、いつ朝帰りしたのか、休日出勤や残業があった日などもメモに残しておくと、あとで浮気調査がしやすくなります。
朝帰りの事実だけでは浮気は認められない!
妻に連絡せずに朝帰りするだけで、浮気を疑われても仕方がありません。一晩、夫がどこにいるのかも分からない状況は、あなたを非常に苦しめます。しかも何度お願いしても改善されずに朝帰りを繰り返すのは、浮気以外に考えられません。ですが、これだけでは夫が浮気していた証拠にはならないのが現状です。では、浮気と認めさせるには、どんな証拠が必要なのでしょうか。
浮気を認めさせるには肉体関係の立証が必要!
妻に無断で外泊を繰り返せば、浮気している可能性が高いのは間違いありません。ですが、夫の言い訳通りに「酔って車で寝ていた」可能性も少なからずあるのが現実です。
「疑わしきは罰せず」という言葉通り、100%夫が浮気していた証拠がなければ浮気を認めさせることはできません。法的に浮気として認めさせるためには、夫が自分の意思で第三者と肉体関係をもったことを証明する必要があります。
浮気の証拠=不貞の証拠
既婚者が配偶者以外の異性と肉体的な関係を持つことを『不貞行為』といいます。この不貞行為を立証させる証拠が「不貞の証拠」です。不貞の証拠を押さえなければ、いくら夫が無断の朝帰りを繰り返しても浮気していたことを証明できません。
「浮気相手とラブホテルを出入りする鮮明な画像や動画」「浮気相手の自宅を最低でも3回以上出入りする鮮明な画像や動画」が不貞の証拠になります。「酔って車で寝ていた」という言い逃れを覆し、夫に浮気を認めさせるのは不貞の証拠が間違いなく必要になってきます。
不貞の証拠は探偵に浮気調査を依頼して入手しよう!
では、どうしたら不貞の証拠を入手できるのでしょうか。不貞の証拠は探偵に浮気調査を依頼すると押さえることができます。カーナビの怪しい履歴や夫の動向をメモしたものがあれば、探偵に渡しておくと早く安い調査が可能になります。朝帰りしそうな日を狙ってピンポイントで浮気調査をすれば、短時間で浮気調査は完了するはずです。
また、探偵に浮気調査を頼めば、夫がシロだった際もあなたが夫を疑ったことを知られずに安心を得ることができます。「朝帰りなんて浮気している!」と責めたてた場合、もし夫が浮気していなければ夫婦関係が悪化する危険性もあります。どちらに転んでもあなたにとって不利になることはないのが探偵による浮気調査の最大のメリットです。
不貞の証拠を押さえて浮気を認めさせよう
不貞の証拠を押さえ、夫の朝帰りが浮気だったことが判明したら、夫と話し合い、浮気を認めさせましょう。今までは証拠がなかったせいで言い逃れしてきた夫も、明確な証拠を提示されれば認めざるを得ません。まずは浮気を認めさせ、相手は誰なのか、いつからの関係なのかを問い詰めてください。そして、あなたを騙し続けたことに対し、どう責任をとるのかを確認しましょう。
今後どうするのかを話し合おう
浮気がバレた今、これからどうするのかを夫婦で話し合いましょう。夫が真摯に反省し、浮気相手と別れるのか。または開き直って浮気相手と一緒になることを望むのかを冷静に聞いて、最終的にどうすべきかをあなたが判断してください。
基本的には有責者である夫に決断させるべきではありません。夫の様子を見て、また、あなたがどうしたいのかを考えてこれからのことを決断しましょう。子供が小さい、夫のことが好き、経済的な不安があるなどの理由で再構築しても構いません。また、裏切った夫を許せない、復讐したい等の理由で離婚を決意することもあるでしょう。
どちらにせよ、不貞の証拠があればあなたに有利に働くのは間違いありません。将来を見据えて、後悔のないようにゆっくり考えてください。
不貞の証拠を使って浮気相手に慰謝料請求もできる
夫婦の関係を壊した浮気相手。あなたが許せないのも当然です。妻としてのプライドを傷つけられ、一晩中帰りを待ったあなたの心を傷つけたのは夫ばかりではありません。浮気相手からも、あなたは精神的に大きな苦痛を与えられました。不貞の証拠があれば、正々堂々と浮気相手に慰謝料請求ができます。
慰謝料は不貞の証拠がなくても請求できますが、証拠がなければ「あなたの夫と浮気なんかしていません!」と言い逃れされるケースもあります。あなたが傷ついた分をお金で支払ってもらうためにも、社会的な制裁を与えるためにも、不貞の証拠は絶対に必要です。
朝帰りをした夫の「車で寝ていた」発言は嘘の可能性が高い!!
何度も無断で朝帰りをし、「車で寝ていた」という夫の発言を信用してはいけません。一度きりならまだしも、何度も繰り返すのは確信犯です。「車で寝ていた」といえば許されると思い、あなたを騙して浮気している可能性が濃厚です。
ここは探偵に浮気調査を依頼して、不貞の証拠を押さえるのが一番です。不貞の証拠があれば、夫が拒否しても離婚できる上に、夫や浮気相手に慰謝料請求もできます。また、証拠を突きつければ夫も言い逃れせずに、あなたにすべてを告白し謝罪するかもしれません。再構築を考える際にも不貞の証拠は大いに役立ちます。
どちらにせよ、なんども改善を願っているにも関わらず、態度を改めない夫には問題点が多いのは間違いありません。浮気の有無は勿論ですが、浮気していなくても平気で無断で朝帰りするような夫と今後生活していけるのかを、しっかり考える時期にあると言えるでしょう。