夫の浮気が発覚!理由を問い詰めたら「魔がさした」「ごめん許してくれ」と言うばかり・・。でも、浮気の原因が「魔がさした」ってどういうことなのでしょう?女性にはあり得ない感覚なので、あなたもきっと戸惑うはず。夫が言っている意味も分からないし、魔が差せば今後も浮気はするということなのか、気になりますよね。
今回は浮気した原因が「魔がさした」という夫について考えてみたいと思います。
目次
なぜ魔がさしたといって男は浮気するの?
「ごめん!魔がさしたんだ!」・・実はこれ、浮気する男性がよく使う言い訳のひとつでもあります。魔がさした・・つまり、「そんなはずじゃなかったのに、つい・・」と言えば、そこに恋愛感情はなく性的な衝動しかなかったコトの証明になると考えているのが、その理由です。
継続的な関係はないとあなたに伝えたいから?
魔がさした・・と夫がいうのは、「浮気はしたけど、継続的な関係ではない」ことをアピールしたい狙いがあると考えられます。普段はそんなことはしない、でも雰囲気に呑まれて手を出してしまったというのが夫の言い分です。
あなたにしてみたら、そんなのはどうでもいいことかもしれません。夫が他の女性と関係を持ったという事実だけで「許せない」と思うでしょう。しかし、それでも「魔がさした」と言い張るのは、継続的な関係でなければ「不貞行為」にはならないという考えが、そこにあるのではないでしょうか。
夫婦関係が破綻するような不貞行為は「継続的な関係」が必要
一度きりの関係であっても、性行為をしたのであれば不貞行為なのは間違いありません。ですが、夫婦関係が破綻するほどの不貞行為には「継続的な関係の有無」が焦点になります。酔った勢いで、女性に迫られて・・など突発的な「魔がさす」要因で性行為に及んでも、一度きりであれば「夫婦関係が破綻する」ほどの状況ではないとされてしまうからです。
あなたに浮気がバレた今、夫は少しでも自分の罪が軽くなるように考えているはず。「魔がさしたけど、1度しかしていない」ことをアピールするのは、あなたと離婚したくないからに違いありません。
魔がさすような、あなたへの不満があったわけではない
何となく、「魔がさした」と言われれば、夫に魔がさすような自分への不満があったのでは?と考えてしまいがちです。しかし、そんなことを気にする必要はありません。魔がさして浮気する夫の多くは、妻に対して何の不満もなかったのに、他の女性に手を出してしまうケースが大多数を占めます。
出来心や性欲に負けたのが原因
どんなにあなたが素晴らしい妻でも、男性は女性以上に性的衝動に駆られてしまう動物です。目の前に手が出せる女性がいる、そして相手の女性も応じてくれそうであれば、衝動的に行為に及んでしまいます。あなたに不満などは一切ありません。そこには、「ヤレル女がいた」からに、他ならないはずです。出来心や性欲に負けたのがその原因です。
『上げ膳食わぬは男の恥』という諺(ことわざ)があります。ずいぶん昔の諺ですが、「手が出せそうな女性がいるのに手を出さずにいるのは、男として恥ずかしい」という意味になります。時代錯誤も甚だしいですが、今も昔も男は女性に弱いものです。あなたという妻がいて、何の不満もなくても、肉体関係を持てそうな女性が傍にいれば、つい魔がさして手を出してしまうのかもしれません。
あなたに不満があったから「魔がさした」というのは最低の理由
魔がさして浮気をしたのは、夫の性欲にブレーキが利かなかったのが原因です。なのに、「お前(あなた)に日頃から不満があったので、つい手を出した」等という夫は最低です。問題のすり替え、責任を他人に押し付ける行為でしかありません。そのようなことを言う夫は、浮気問題以上に大きな問題があると考えていいでしょう。
確かに、生きていれば日々色々なストレスが溜まります。ストレスの発散目的で、突発的に浮気をしてしまう男性もいるかもしれません。しかし、その原因を妻に押し付けるのはナンセンスです。あなたにコッソリ隠れて、継続的に不倫している夫以上にタチが悪いといえるでしょう。
魔がさした浮気は離婚する気がない体目当てと考えられます
「魔がさして浮気してしまった」というのが事実であれば、完全に体目的だけの、あなたとは離婚する気がない浮気なのは間違いありません。そこには恋愛感情がなく、継続的な関係はありません。あなたと別れたいとは、これっぽっちも思っていないはずです。
しかし、あなたの夫の「魔がさした」が単なる言い訳だった場合、それが嘘ではない証拠はどこにもありません。あなたに「魔がさした」と言えば許されると一度思ってしまえば、今後浮気を続ける可能性だってあります。「魔がさした」も複数回あれば、それは単なる浮気男の言い訳に過ぎません。
魔がさして一度問い詰められたとしても、浮気を繰り返さないとは限らない
魔がさした浮気がバレ、あなたにしっかりお灸をすえられた夫は二度と浮気しないと信じ込むのは止めましょう。前述した通り、何度も「魔がさして・・」と浮気を繰り返す男性もいます。魔がさしたのが事実であっても、何度も繰り返せば「自制心のない女性にだらしない男」に他なりません。「話し合いもしたし、もう絶対に浮気しないはず」と思い込むのは危険です。
「魔がさした」を言い訳にすれば浮気できると思う夫もいる
恋愛感情を含む不倫と違い「魔がさして手を出した」と言えば、「衝動的な事故のようなもので、これ以上深い関係にならないはず」とあなたも思ってしまいがちです。あなたの夫も「その女性とは二度と会わない」と言うでしょう。精神的な繋がりがなく、体だけなら、1度きりなら・・と、夫を許す妻も多いのではないでしょうか。
しかし、「風俗に行ったようなもの」と軽い気持ちで許せば、夫は「魔がさしたと言えば浮気は許される」ということを頭にインプットしてしまいます。その結果、陰に隠れて浮気をし、あなたにバレれば「魔がさした」を常套句に使い続ける可能性があります。浮気をしまくって、そのたびに「魔がさした」を言い訳にされるのは、たまったものではありません。それは魔がさしたのではなく、自分の確固たる意志で浮気を続けたということになるでしょう。
夫の行動をしっかり監視する必要がある
「魔がさした」といって浮気した夫は、今後も監視を続ける必要があります。なぜなら浮気する男性は、一度妻にバレても何度も浮気を繰り返す傾向にあるからです。再犯率がとても高く、「一度知った楽しみや快楽を忘れられない」「今度は妻にバレないようにしよう」と簡単な気持ちで、女性に手を出してしまいます。「もしまた浮気が見つかっても、魔がさしたと言えばいい」という男性もいるくらいなので驚きです。
「魔がさす」のは生涯一度きりとは限りません。浮気しない男性は一生浮気しませんし、一度でもしたことがある男性は何度も繰り返す可能性があります。一度浮気が見つかったので、もう二度としないと心に誓う男性もいます。でも、あなたの夫がどのタイプなのか今の時点では分かりません。「私に謝ってくれたから」「もう二度としないと言ってくれたから信じたい」という気持ちは分かりますが、信じ切らずに監視を続けてください。後ろめたいかもしれませんが、これがあなたの身を守るための唯一の方法です。
怪しい兆候があれば浮気調査を考えて
監視を続けて、怪しい兆候があれば探偵に浮気調査を依頼しましょう。それはもはや「魔がさした」ではなく、自分の意思で浮気を続けているといえます。関係を継続していたり、あちこちの女性に手を出していれば、「魔がさした」は完全な嘘で、あなたへの言い逃れに過ぎないからです。
探偵に浮気調査を依頼して、証拠を押さえてもらおう
夫の様子が怪しければ、迷わずに調査のプロである探偵に浮気調査を依頼しましょう。探偵に頼めば、夫の交友関係が一発で判明します。万が一、複数の女性と浮気していても、すべての証拠を押さえることが可能です。「魔がさした」のは真っ赤な嘘で、陰で遊びまくっていることが判明したら、証拠を提示して夫と話し合わなければなりません。
「不貞の証拠」があれば夫の「魔がさした」を突っぱねることができる
探偵に浮気調査を頼むのであれば、ぜひ「不貞の証拠」も押さえてもらうようにしましょう。不貞の証拠とは、夫があなた以外の女性と性的な行為を行ったことを法的に立証できるものをいいます。ラブホテルを出入りしている写真や動画、浮気相手宅を複数回出入りする写真や動画が不貞の証拠になります。
もし、魔がさして1度しか浮気していないとあなたに証言したにも関わらず、不貞の証拠が出ればそれは嘘だということが分かります。辛いかもしれませんが、夫の言葉や行動の真偽を確かめるためにも不貞の証拠は必要です。証拠が出れば、あなたは再び夫と話し合わなければなりません。もう夫も「魔がさした」とは言えないはず。真実をあなたに告げることになるでしょう。
あなたが今後も夫と結婚生活を続けたいのであれば、ここで白黒つけねばなりません。心を鬼にして、夫と話し合いをしてください。そして、夫の対応を見ましょう。真摯に反省するのか、まだ言い逃れをするのか、しっかりと見届けて今後のことを決めてください。
離婚や慰謝料請求時にも不貞の証拠は役立つ
浮気する男性の多くは、妻と別れる気などありません。しかし、時には浮気相手に本気になったり、妻に不誠実な態度をとる夫もいます。もしあなたが「この人とはやっていけない」と思った時も不貞の証拠があれば離婚時にも役立ちます。有利な離婚や慰謝料請求も可能です。せっかく掴んだ証拠ですから、自分のためにフルに活用することをお勧めします。
魔がさした浮気は離婚する気はないはず!ただし嘘の発言の可能性もあるので今後も監視を
人間はとても弱いものです。決して浮気を肯定する気はありませんが、「魔がさした」「つい出来心で・・」と浮気してしまう男性も時にはいます。虫がよく、自分勝手ではありますが、夫に「魔がさした、ごめん」と言われれば許してしまいたくなるでしょう。あなたが夫のことが好きであれば尚更です。「魔がさしてしまっただけだから、今回だけは許そう」と思ってしまうのも無理はありません。
しかし、「魔がさした」という言い訳を信じ込むのはNGです。「魔がさした」といえば許される・・と思った夫は浮気を継続したり、複数の女性と関係をもつことも考えられます。もし、一度は許しても、夫に怪しい兆候が見られれば浮気調査をしてください。浮気の再犯率はとても高く、あなたの夫が浮気に味をしめているかもしれないからです。
もし、まだ浮気をしているのであれば、それは「魔がさした」というレベルではありません。自分の確固たる意志で女性と関係を持っていることが立証されるからです。一度きりの浮気を許すのはあなたの自由ですが、継続的な関係や複数の女性を相手にしているのであれば話は変わってきます。「魔がさした」といって浮気した夫はしっかりと行動を観察して、見守っていく必要があるでしょう。