自分で浮気調査したいと考えている方の中に、以下のようなお悩みを持ち、なかなか行動に移せない方が多いのではないでしょうか?
「家族や友人に知られずに浮気調査したい」
「パートナーの行く先を突き止めたい」
「探偵の浮気調査費用が高くて頼めない…」
1人で浮気調査したい方におすすめしたい調査方法が、GPSを活用した浮気調査です。
本記事では、あなた1人でもできるGPSを活用した浮気調査のやり方を詳しく解説します。
GPSの特徴や調査方法、浮気調査を成功に導くためのポイントにも言及しました。
また、GPS以外に有力な浮気調査も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
自分で浮気調査をするならGPSを使った方法がおすすめ
自分で浮気調査するなら、GPSの活用を強くおすすめします。
GPSは、入手から実際にパートナーに仕込んで行く先を調査するところまで、全て自分1人で行えます。
パートナーの浮気の有無や、浮気の証拠を入手も十分に可能です。
実際に浮気調査を専門に扱っている探偵事務所が、GPSを効果的に活用して浮気調査しています。
GPSを浮気調査に活用するメリットを確認しましょう。
GPSなら1人でも浮気調査ができる
GPSは、インターネットを活用して簡単に入手できます。
例えば、浮気調査に使えるGPSを専門に扱っている業者はネット注文ができます。
また、Amazonや楽天市場といった大手ECサイトからも、むずかしい手続き不要でGPSを入手できます。
GPSが届いたら、後はパートナーにバレないようにGPSを設置するだけです。
機械の操作やパソコン関係が苦手な方の場合、導入当初は少し戸惑ってしまうかもしれませんね。
しかし、一度GPSを使いこなせるようになれば、あなた1人でも継続的にパートナーの動向を調べられるようになります。
仕事が遅いパートナーの行く先をバレずに確認できる
最近のGPSは測定精度も高いため、GPSのある住所や建物名などを特定できます。
GPSの現在地は、あなたのスマホやパソコンで閲覧できますので、「仕事で遅くなっているのかな?本当はどこにいるのか確かめてみよう」と気になったタイミングで行く先をチェックできます。
もちろん、チェックしていることはパートナーにバレません。
不貞の証拠をつかめる
GPSのある住所がわかると、ホテル名や浮気相手の自宅が判明します。
さらに、リアルタイムで現在地を教えてくれるGPSを活用すれば、浮気場所に先回りすることも可能です。
ホテルや浮気相手の自宅前に張り込めば、玄関から出てくる2人をカメラで撮影できるでしょう。
また、GPSがホテルを示している画面をスクショに撮れば、浮気の証拠になります。
浮気調査にかかる費用を抑えることも可能
GPSなら、調査費用を抑えたうえで、浮気の有無を確認したり浮気の証拠を入手できたりします。
浮気調査に使えるGPSをレンタルしてくれる業者が、ネット上に数多く存在しています。
リアルタイムに追跡できて行動履歴も保存できるGPSが、1ヶ月当たり4万円前後でレンタルできるショップでもあります。
あなたに合ったGPSを選び、種類レンタル期間を適切に設定すれば、調査費用も抑えられるでしょう。
もちろん浮気調査を専門に扱う探偵に依頼すれば、労力を節約して浮気の証拠を入手できるでしょう。
しかし、仮に1ヶ月間の浮気調査を探偵に依頼すれば、10万円や20万円の費用では不十分でしょう。
そのため、「パートナーの現在地から浮気の有無を確かめたい」「GPSを使って不貞の証拠をつかみたい」という方にはGPSの活用がおすすめです。
自分で浮気調査できるGPSの3タイプ
自分で浮気調査できるGPSとは、
- リアルタイムGPS
- ロガータイプGPS
- スマホ専用GPS
- の3種類です。
いずれもパートナーの現在地を特定できる機能がありますが、細かい調査内容が異なります。
それぞれの違いやメリットデメリットを押さえて、自分に合ったGPSを選びましょう。
リアルタイムGPS
リアルタイムGPSとは、GPS衛星からの電波を受信して現在地を特定するGPSです。
あなたのスマホやパソコンからパートナーの現在地をチェックできるため、「今どこにいるかな?」と思ったらすぐ調べられます。
「急な残業で遅くなる」「今、会社の同僚と居酒屋にいる」とパートナーから報告があっても、その言葉が本当かどうかもすぐわかるでしょう。
追跡調査したい方におすすめ
リアルタイムGPSは、受信する時間の間隔が短ければ短いほど、タイムラグのない浮気調査につながります。
例えば、30秒おきに現在地を更新するGPSなら、30秒おきにパートナーの現在地を確認できます。
時間の間隔が短いと、細かく現在地を特定できますが、その分購入費用やレンタル費用が高額になってしまいます。
そのため、長くても1分間ごとに検索するGPSを選びましょう。
車で移動するパートナーを追跡調査したいときは、10秒から30秒以内のGPSを用意してください。
リアルタイムGPSのメリットデメリット
パートナーが現在地を偽っても、すぐに真偽を確かめられる点がリアルタイムGPSのメリットです。
また、ホテル街やあなたの知らない住宅地など、パートナーが怪しいエリアに近づいても、いち早く気づます。
もちろん、パートナーの行く先を先回りして、浮気の現場を押さえることも可能です。
後述するGPSロガーより調査費用が高くなる点はデメリットですが、そのほかに目立つデメリットはありません。
ロガータイプGPS
ロガータイプGPSとは、現在地をリアルタイムで特定するのではなく、行動履歴を後から確認するGPSです。
リアルタイムGPSと違って、スマホやパソコンからリアルタイムにパートナーの行く先を調べることはできません。
そのかわりパートナーの行動履歴をまとめて確認できます。
帰りの遅いパートナーが自宅に到着するまでの間に、どのような場所に立ち寄ったのかを明らかにできるのです。
出張や旅行などまとまって調査したい方におすすめ
出張や旅行など、まとまった期間の浮気を調査したい方に、ロガータイプGPSがおすすめです。
パートナーが遠方に出かけてあなたの目が届かない場合、リアルタイムに現在地を特定してもあまり意味がありません。
仮にパートナーが歓楽街や浮気相手の自宅にいたとしても、すぐに乗り込めるわけではないからです。
ロガータイプGPSなら、パートナーの過去の行動履歴をまとめて調査できます。
「出張先から1日早く帰ってきて浮気相手の自宅に泊まっていた」「出張先と聞いていた場所が、実際の現在地と異なっていた」といった浮気の証拠につながる情報も、ロガータイプGPSで入手できるでしょう。
ちなみにロガータイプGPSは、電波を受信する間隔を短くし過ぎるとバッテリー切れを起こしやすくなります。
まとめて調査する際なら、リアルタイムに把握する必要はありません。
受信間隔は、バッテリーが切れないよう長めに設定しましょう。
ロガータイプGPSのメリットデメリット
ロガータイプGPSのメリットは2つ。
パートナーの行く先をまとめて調査できる点とリアルタイムGPSよりも安価で入手できる点です。
浮気調査がバレにくいよう小型サイズで高性能なGPSを選んでも、比較的費用が安く済みます。
デメリットは、ロガータイプGPSを回収するまで浮気調査ができない点です。
ロガータイプGPSは、仕込んだ場所から回収して、パソコンにつなげるまで中身がわかりません。
パートナーの帰りが遅くなり「今、どこにいるんだろう…」と不安を感じても、すぐに現在地がわからないのです。
行った場所の履歴しかわからないのは故障?
行った場所の履歴しか表示されない場合、もしかするとリアルタイムGPSを選んだつもりで、ロガータイプGPSを選んでしまった可能性があります。
ロガータイプGPSでは、行った場所の履歴のみ地図上で表示されて、現在地が表示されることはありません。
反対にリアルタイムGPSは、現在地のみ表示されて、GPSが移動すると現在地が動く仕組みです。
今一度説明書を見直していただき、「位置情報の記録のみ」「発信機能はない」といった文言がないか確認してみてください。
リアルタイムGPSとロガータイプGPSを組み合わせると穴のない調査が可能になる
リアルタイムに調査できる機能と位置情報を記録できる両方の機能を備えたGPSなら、穴のない浮気調査が可能になります。
現在地を今すぐ特定できるうえに、まとめて行動履歴も調査できるため、浮気の有無や不貞の証拠を効率的に入手できるのです。
スマホ専用GPSアプリ
スマホ専用GPSアプリは、パートナーのスマホに専用アプリをインストールして調査するものです。
車やパートナーの持ち物にGPSを仕込めない方は、スマホを浮気調査に活用してみましょう。
iPhoneの方なら”AppleStore”。androidの方は”GooglePlay”でGPSアプリを入手できます。
車や持ち物に仕込めない方におすすめ
車や持ち物に仕込めない方でも、GPSアプリを使えばパートナーの位置情報を入手できます。
パートナーが車を運転しなくても、荷物を持たなくても、スマホは携帯しているでしょう。
GPSアプリをパートナーのスマホにインストールして設定すると、後はあなたのスマホからパートナーの現在地を調べるだけです。
スマホ専用GPSアプリのメリットデメリット
スマホ専用GPSアプリのメリットは、スマホのバッテリーが切れなければいつでも浮気調査できる点です。
GPSを使った浮気調査では、あなたがGPSのバッテリーをチェックして、充電切れを防ぐ必要があります。
しかし、スマホの充電は、パートナーが勝手に行いますので、あなたはバッテリー切れによる調査ミスの心配をする必要はありません。
反対に、スマホ専用GPSアプリは、インストールして設定するまでが大変です。
パートナーがスマホをロックしている場合、まずロック解除しなくてはいけません。
事前にロックを解除するための作戦をたてておきましょう。
スマホのロック解除に関する詳しい解説は、こちらの記事をご覧ください。
内部リンク「浮気調査 スマホ ロック解除」
自分でGPSを使って浮気調査する方法
自分でGPSを使って浮気調査する方法を、順番に解説します。
大切なポイントや注意点を一つひとつ確認して、浮気調査を成功させましょう。
- 相手にバレずにGPSを手に入れる
- GPSを車やカバン、財布などに仕込む
- データを収集する
- 相手が戻ってきたらGPSを回収する
- 相手の立ち寄った場所や滞在時間をGPSのデータから確認する
①相手にバレずにGPSを手に入れる
まずはインターネットを活用して、パートナーにバレずにGPSを手に入れましょう。
あなたのパソコンやスマホを利用して、パートナーが近くにいないときにGPSの手続きを進めてください。
そしてGPSを郵送してもらう際は、自宅以外の場所を指定して、バレないよう細心の注意を払いましょう。
GPSを購入するなら、商品の比較検討から購入手続きまで一括でできるAmazonや楽天市場がおすすめです。
GPSをレンタルする場合は“イチロク”や“GPSnextレンタルショップ”の高性能GPSを入手しましょう。
②GPSを車やカバン、財布などに仕込む
GPSが届いたら、まず動作確認を行います。
可能であれば車やカバンなどに仕込んでから、テストできると本番の予行演習になります。
GPSが示している現在地に大きな誤差がないか確かめましょう。
GPSの電源をオンにして、バレない場所に仕込みます。
後はパートナーに気づかれないよう、いつも通りに過ごしてください。
③データを収集する
GPSの現在地を確認して、パートナーの行動データを収集しましょう。
繰り返しになりますが、GPSロガーはリアルタイム調査ができませんので、パートナーが帰ってくるのを待つことになります。
例えば、仕事帰りのパートナーが自宅に帰ってくるまでに、どのような経路で帰ってくるのかをチェックします。
立ち寄ったお店もチェックすると、具体的な行動パターンも見えてくるでしょう。
④相手が戻ってきたらGPSを回収する
パートナーが戻ってきたら、必ずGPSを回収してください。
特にGPSロガーを使った浮気調査では、GPSロガー本体をパソコンにつなげないとデータの確認ができません。
リアルタイムGPSを使っていても、必ず回収してパートナーに見つかるリスクを軽減しましょう。
GPSを回収するタイミングは、パートナーに見つかりやすいときです。
パートナーが近くにいないことを必ず確認してから、回収作業にあたりましょう。
⑤相手の立ち寄った場所や滞在時間をGPSのデータから確認する
あなたのパソコンへGPS本体のデータを移行させて、パートナーの立ち寄った場所はもちろん、滞在時間も確認します。
あなたの知らない場所にパートナーが何度も立ち寄っていれば、住所を元に詳しい建物名を探しましょう。
浮気に利用している密会場所や浮気相手の自宅が含まれているかもしれません。
自分で行うGPSを使った浮気調査を成功させるポイント
浮気調査を成功させるポイントは、「パートナーにバレないこと」「自分の首を絞めるような金額を浮気調査に使わないこと」です。
浮気調査がバレると、パートナーとの信頼関係が崩れるといったリスクがあります。
また調査費用が高額になっても、あなたがつらくなってしまうでしょう。
浮気調査で必要以上苦しまないために、これからご紹介する内容を参考にしてください。
調査期間に合わせて「購入」か「レンタル」のどちらかを選択する
調査期間が、2ヶ月または3ヶ月以上に及びそうな場合は、GPSの購入がおすすめです。
GPSをレンタルするよりも調査費用が安く済むでしょう。
反対に、調査期間が2ヶ月未満の場合は、GPSのレンタルをおすすめします。
その理由は、GPSの料金プランにあります。
レンタルGPSを扱う業者は、料金プランの上限を60日または90日で設定しています。
料金プランには、毎月かかる通信費が含まれており、購入するよりもお得になる仕組みです。
反対に2ヶ月または3ヶ月以上調査すると、延長料金が発生して割高になるおそれがあります。
そのため、本体を購入して通信費を毎月支払った方が結果的にお得になりやすいのです。
例えば、GPSをレンタルできるイチロクでは最長の料金プランを90日で設定しています。
また、GPSnextは最長60日の料金プランを用意していますが、それ以上の利用は延長料金です。
両者とも詳しい金額の明記はありませんが、延長料金が格安になるとは考えにくいため、長期の浮気調査を考えている方は、GPSの購入を検討してましょう。
車のバレにくい場所に設置する
車のバレにくい場所とは、車外なら車の下回りとバンパーの裏部分です。
車内なら、後部座席シートの下やトランクルームもおすすめです。
車の下回りやバンパーの裏に取り付ける際は、本体を磁石付きのケースに入れて鉄部分に接着させる必要があります。
GPSと一緒に磁石付きケースを郵送してくれる業者もいるため、GPSをレンタルする際は担当者に確認しておきましょう。
車内に設置するときは、ビニールテープなどを使って後部座席シートの下やトランクルームに動かないように固定させてください。
なお、助手席やダッシュボードの中といった運転手から届く場所は避けましょう。
パートナーはもちろん、同乗者に発見される可能性が高く、非常に危険です。
カバンや荷物のバレにくい場所に設置する
カバンや荷物のバレにくい場所とは、荷物の裏地になります。
例えば、パートナーのカバンにサイドポケットがあれば、ポケットの裏地にGPSを設置してから、見えないように生地を縫い付けます。
やや手間がかかりますので、「カバンにほつれがあるから、直しておくよ」などと伝えてカバンを預かりましょう。
ほかにも、カバンの底板を外してGPSを設置。底板を取れないように接着させて隠す、といった方法も有効です。
荷物にGPSを設置する際も、上記の方法を応用できないか試してみてください。
荷物を選ぶ際は、できるだけ素材が厚手のものを選んでください。
手でさわってもわかりにくいため、GPSがバレにくくなります。
らくらくホンとキッズ携帯ならどちらが調査に向いているか?
らくらくホンとキッズ携帯では、キッズ携帯の方が浮気調査に向いています。
キッズ携帯には、子どもの現在地をマップ上で確認する見守り機能が備わっており、あなたのスマホからでもパートナーの現在地を確認できるためです。
一方のらくらくホンには、別のスマホから現在地を特定する機能がありません。
ドコモの「イマドコサーチ」を契約すれば、現在地を特定できるかもしれませんが、はじめからキッズ携帯を契約した方が効率的でしょう。
また、らくらくホンは本体サイズも大きいため、相手にバレずに仕込むのが困難です。
キッズ携帯も決して小型サイズではありませんが、お子さんのいる家庭なら仕込むチャンスがあります。
万が一パートナーに見つかっても、「子どもに試す前に、テストしてみた」と伝えて一言謝ればトラブルになりにくいでしょう。
自分で浮気調査を進めて不貞の証拠を入手するコツ
自分で浮気調査を進めると、浮気調査で困ったり悩んだりしても、自分で解決を迫られることが多くなります。
不貞の証拠に関する情報をまとめましたので、「浮気が発覚したらパートナーや浮気相手に責任を取らせたい」と考えている方はぜひご覧ください。
そもそも不貞の証拠とは
夫婦の貞操義務に反する行為を“不貞行為”と呼びます。
そして、不貞行為が夫婦の貞操義務に違反した不法行為だと認められるケースは、肉体関係を伴っている交際であることがほとんどです。
つまり、不貞の証拠とは、配偶者以外の異性と肉体関係を持ったことの証拠とも言い換えられます。
仮にパートナーが、あなた以外の異性と2人きりで食事をしたり「愛してる」といった言葉を相手に投げかけたりしていても、それだけでは不貞の証拠にならないのです。
そのため、不貞行為を理由に慰謝料をパートナーに請求しても、肉体関係を証明できない場合は、裁判で勝つことがむずかしくなります。
浮気の状況を細かく記録する
自分で浮気調査を進める際は、浮気の状況を細かく記録すると後で役に立ちます。
「〇月〇日 パートナーの帰りが遅かった。財布の中に知らないホテルの領収書が入っていた」といった記録は、裁判に提出できる証拠なのです。
浮気が疑われるような言動や小さな違和感も記録してください。
あなたが継続してつけた浮気の記録は、他の浮気の証拠能力をサポートしてくれます。
浮気の記録だけでは残念ながら証拠としては弱いです。
しかしGPSでパートナーがラブホテルやあなたの知らない誰かの自宅に泊まっていれば、あなたがつけた浮気の記録が、パートナーの浮気の信ぴょう性を高めてくれます。
自白を引き出して録音する
自分で浮気調査を進める方は、パートナーの自白を録音する方法も用意しておいてください。
GPSで浮気調査を進めると、浮気に利用しているホテルや家の住所を入手できることがあります。
ホテル名や住所を使って、さらに強力な証拠を入手。入手した情報をパートナーに突き付けると、言い逃れできないと悟って自白する人が少なくありません。
ボイスレコーダーを用意するのがベストですが、スマホの録音機能を使っても構いません。
浮気を自白する人の中には、「そんなつもりで言ったわけじゃない」「あれは冗談だ」などと発言を翻す人がいるからです。
特に自分の立場が不利になった人ほど、発言を撤回しようとしますので、後で言い逃れできないように必ず自白を録音しましょう。
GPSの位置情報だけでは証拠能力は弱い
GPSの位置情報だけでは不貞の証拠としては弱いです。
仮に裁判に持ち込んだとしても、「1人でゆっくりしたくてホテルを利用した」「ホテルは2人で利用したが、肉体関係は持っていない」といった言い訳を許してしまいます。
「バカなことを言うな」と言いたくなる腹の立つようなセリフですが、裁判では訴えた側に立証責任があるのです。
つまり浮気された側が、パートナーの浮気を証明する仕組みです。
そのため、ホテルや自宅から出入りしている2人の写真といった言い逃れできない証拠を用意する必要があります。
GPSの特性によって自分で行う浮気調査が違法になるケース
GPSで浮気調査を進めると、「プライバシー権の侵害」「ストーカー規制法」といった法律に抵触します。
浮気調査でよくあるシーンに分けて、解説します。
相手に無断でカバンや財布にGPSを取り付ける
カバンや財布に小型GPSを取り付けて浮気調査すると、ストーカー規制法に抵触します。
2022年にストーカー規制法が改正され、GPSの設置も規制対処となりました。
そのためGPSを使って相手の行動を監視すると法律違反となり、有罪の場合「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられます。
社用車や個人の車にGPSを取り付ける
パートナーが勤めている会社の車や第三者の車に取り付けると、プライバシーの侵害に該当します。
パートナーの行き先を調査する目的でも、他の人の行動まで把握する行為だと判断されて違法行為となるのです。
プライバシーの侵害に刑法で罰する規定はありません。しかし民事上の責任があるため、相手から損害賠償請求を起こされるおそれがあります。
別居中のパートナーの自宅や車にGPSを設置する
別居中のパートナーの自宅にGPSを設置すると不法侵入を問われます。
また、車の名義がパートナーになっていれば、ストーカー規制法に抵触します。
別居中の自宅は相手の所有物であるため、許可なく敷地内に侵入すると違法になってしまうのです。
車も夫婦の共有財産でなければ、許可なく利用すると違法です。
相手のスマホに許可を得ずにGPSアプリを仕込んで操作する
相手のスマホにGPSアプリをインストールすると、不正アクセス禁止法に抵触します。
インストールしたアプリを使って浮気調査すると、「不正指令電磁的記録に関する罪」に該当します。
不正アクセス禁止法で有罪となると、「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」もしくは「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」が科せられます。「不正指令電磁的記録に関する罪」で有罪となると、「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」です。
GPS以外に自分で可能な浮気調査
GPS以外にも自分でできる浮気調査はあります。
浮気に利用されやすい、スマホ、車、自宅のそれぞれにおすすめの浮気調査をまとめました。
スマホやパソコンを使った浮気調査
浮気相手と連絡を取り合う手段として、最も活用されているのがスマホでしょう。
浮気がバレないようにパソコンも併用する人も少なくありません。
その中でも注意すべきアプリが、LINE、SMS、マッチングアプリです。
LINEやSMSを確認する
LINEは国内で月間9,200万人が利用するSNSです。
登録者名を自分の好きに変更できるうえにLINE本体にもロックを設定できるため、浮気に利用されています。
LINEを確認する際は、登録名だけで判断せずにメッセージの中身を確認しましょう。
「また会おうね」「好きだよ」といった浮気につながるメッセージがあれば、その登録者が浮気相手です。
SMS(ショートメールメッセージ)は、電話番号を使ってお互いにメッセージをやり取りします。
LINEよりも使い勝手が悪いため、使用者が少ないアプリです。
その分浮気に利用されてもバレにくく、待ち合わせの連絡だけSMSを利用している人もいます。
スマホを確認する際はSMSの中身も忘れずに確認してください。
マッチングアプリなどの怪しいアプリがないかもチェック
マッチングアプリがインストールされていないかもチェックしましょう。
マッチングアプリとは、不特定の異性と匿名でつながれる出会い系アプリです。
言葉の響きからカジュアルな印象を受けますが、要は昔の“出会い系サイト”です。
真剣なお付き合いを望む人がいる一方で、一晩だけの肉体関係を持ちたい人も利用しています。
“ハッピーメール”や“Tinder”そして“YYC”といったマッチングアプリは、既婚者も利用できると評判のようです。
マッチングアプリは多数存在していますので、「聞いたことのないアプリがある…」と思ったら中身を確認して、誰かと連絡を取り合っていないか確認してください。
自家用車に浮気の痕跡がないか調査する
パートナーが通勤や外出にいつも車を使っている場合、車に浮気の痕跡が残っている可能性があります。
カーナビやドラレコをチェックしてみましょう。
車の走行距離を確認する
パートナーが通勤や買い物に車を使っていたら、走行距離に大きな変化はありません。
もしも走行距離が不自然に増えていたら、浮気に車を利用している可能性があります。
しかし、あなたが車を普段使わない方ならば、走行距離を把握するのは大変です。
その際は、ガソリンを入れるタイミングを参考にしてみましょう。
いつも同じ走行距離を走っているのなら、ガソリンを入れる間隔も大きく変わらないはずです。
もしもあなたの家庭で1週間に1度ガソリンを満タンにしているのに、週に2回あるいは月に5回6回とガソリンスタンドを利用しているのなら、要注意です。走行距離に大きな変化があれば、「最近、車でどこか遠くに行ってる?」「ガソリン代節約しようかな」などとパートナーに尋ねて反応を確かめてください。
カーナビやドラレコのデータを見る
カーナビやドラレコの走行履歴から、怪しい場所に立ち寄っていないか確認しましょう。
浮気相手と過ごす場所を、カーナビで検索している可能性があります。
検索した履歴がカーナビに残されていることを知らない人も多く、後で履歴を削除しようと思って忘れてしまったという人も少なくありません。
またドライブレコーダーに浮気の証拠が残っているケースもあります。
ドライブレコーダーには、緊急時の様子を録画する機能があり、録画内容は上書きされないように設定されています。
そのため、ドライブレコーダーの記録をチェックしたら、知らないホテルや家が映っていたというケースもあるのです。
自宅でできる浮気調査
夫婦で働いている方や、あなたかパートナーのどちらかが夜勤勤務で働いている場合、パートナーが自宅に浮気相手と連れ込んでいるかもしれません。
もしも、自宅のベッドや家具の位置が不自然に変わっていたり、誰かの匂いがしたりすれば、自宅の浮気調査をおすすめします。
居間や寝室、玄関など必ず人が通る場所にボイスレコーダーを設置すると、浮気の痕跡が見つかるでしょう。
ボイスレコーダーで録音する
小型のボイスレコーダーや偽装されたボイスレコーダーを使って、自宅を浮気調査してみましょう。
居間に設置すれば、リラックスしている2人の様子が録音できるため、浮気相手の名前や関係性が確認できるかもしれません。
寝室では、考えたくないと思いますが、ベッドで過ごしている2人の様子がわかります。
小型カメラで録画する
小型カメラで録画すると、浮気相手の容姿を画像で確認できるため、その後の浮気調査にも役立ちます。
会話の内容を同時に入手できるため、浮気相手の素性を突き止めることはもちろん、パートナーと浮気相手の関係性も詳しくわかるでしょう。
なお、録画した内容は必ず複製してパートナーの手が届かない場所に保存してください。
小型カメラや先ほどのボイスレコーダーで入手した証拠は、今後の展開を左右するため、パソコンに保存したりUSBメモリーに入れて貸金庫に預けたりして、削除されない対応を取りましょう。
お金の使い方やクレジットカードの明細をチェック
お金の使い方やクレジットカードの明細をチェックして、規則性がないか確認してください。
例えば「毎週金曜日にクレジットカードを利用している」「月末にいつも数万円の出費がある」といった場合、週末や月末に浮気相手と過ごすためにお金やクレジットカードを利用している可能性が高いです。
また、金額が高額ではなくても定期的な支出があれば、肉体関係のない浮気をしているかもしれません。
その場合は、財布の中身だけでなく、衣服や持ち物にホテルのレシートが入っていないかをチェックして、衣服にも異性の匂いがついていないか確認してみましょう。
まとめ
浮気調査にGPSを活用すれば、あなた1人でも質の高い浮気調査が可能になります。
そして、浮気の有無を確認したり浮気場所を特定したりといった調査が、相手にバレずにできるなら、今後どうしたいのかもパートナーに知られずに1人で決められるはずです。
ただし、浮気調査は非常に心身に負担のかかる作業のため、調査期間が長くなればなるほど疲弊してしまいます。
眠れなくなったり笑顔が少なくなったりしたら、自分のケアのための時間を必ず取るようにしてください。
心身が疲弊してしまうと、浮気調査にボロが出てパートナーにバレる可能性も出てきます。
一番大切な心身の健康を大切にしながら浮気調査に取り組んでくださいね。