【共働きで浮気を調べる時間がない!そんな時の方法は?】
家事や育児だけでも大変なのに、共働きをしている家庭の奥様はいつも忙しい思いをしているのではないでしょうか?しかも夫が浮気をしている様子があれば、心身共に疲れ果ててしまうはず。肝心の証拠を押さえたいと思っていても、その時間すら確保できず、「どうしたらいいのか」と八方塞がりになってしまいがちです。
今回は仕事が忙しく、夫の浮気の証拠を押さえることができない場合どうすべきかを考えていきたいと思います。
目次
仕事と育児で夫を構わなかったのが浮気の理由だと自分を責めないで!
夫の様子や態度に変化があり、浮気しているようだと確証を持った時、「私が夫を構わなかったのが原因なのか」と自分を責めるのは止めましょう。確かに、小さな子供がいてフルタイムで仕事をしていれば、夫の相手をする時間は減少します。しかしそれは、あなただけが悪いわけではありません。
夫が浮気する時ってこんな時!
ただ、仕事や育児ばかりを優先しすぎて「女性」であることを忘れていなかったか、他に何か理由はなかったのか考えることは重要です。自分を責めるのではなく、原因を探ることで夫の心理や今後どうすべきなのかが見えてきます。
夫婦関係を拒み続ける
「朝も早いし、疲れているので早く寝たい」という理由で夫婦関係を拒否し続けると夫は浮気する可能性が高くなります。男性は女性と違い、性的な衝動を押さえるのが難しいと考えられます。あなたとセックスしたいと思っているのにも関わらず拒否され続けると、必然的に他の女性に目が向いてしまいがちです。
浮気は決して褒められたものではありません。しかし、民法第770条の5に「その他婚姻を継続し難い重大な事由がある時」は離婚が認められています。「婚姻を継続し難い重大な事由」にセックスレスが含まれ、夫婦関係を一方的に拒否し続ければ、あなたに離婚の原因があることになってしまいます。もしあなたが夫を拒み続けていたのであれば、夫が浮気した理由に「セックスレス」があるかもしれません。
女性を忘れたような態度でおしゃれもしなくなった
結婚して子供を産んだ途端、女性を忘れたような態度をしていると夫はよその女性に目が向いてしまいます。「仕事が休みの時くらいいいでしょ」と言わんばかりに、休日の日はメイクもせずに横になってお菓子をむさぼる姿は、男性を幻滅させてしまいます。
男性はいつも妻に「可愛らしさ」「女性らしさ」を求めます。「昔はあんなに綺麗だったのに」という気持ちが芽生えると、妻に魅力を感じなくなってしまいます。あなたが夫婦関係を拒否していないにもかかわらず性交渉が減ったのであれば、夫があなたに魅力を感じなくなった証拠かもしれません。
夫を尊敬する気持ちが無くなっている
結婚前は夫を大切にしていたのに、結婚後はないがしろにしていると夫は浮気する傾向が強まります。「私だって仕事しているんだから」「私の方が給料も高いのだから」という気持ちがあれば夫に伝わっていると考えた方が良さそうです。
子供や家事を優先し夫との会話が減った
極端に子供や家事を優先し、夫のことはすべて後回し・・。「子供も小さいし当然でしょう!」と言ってしまえばそれまでですが、夫もあなたに構ってもらえずに寂しい思いをしていたのかもしれません。夫も家事や育児を手伝い、夫婦間のコミュニケーションが取れていればいいのですが、バランスを崩すと一気に妻に不満が溜まってしまうこともあります。
仕事で忙しくて時間がない時は調査のプロ「探偵」に調査依頼を
どんな理由であろうとも、浮気は決して許されるべきことではありません。あなたが仕事や家事、育児で疲れているのを夫は知っています。何か不満があったとしても浮気するのではなく、話し合う必要があったはずです。
自分を責めずに、まずは夫の浮気の証拠を押さえねばなりません。しかし、あなたには時間がありません。ただでさえ忙しい毎日を送っているのに、夫の浮気の証拠を探す暇はないはずです。
そんな時は、やはりプロである探偵に浮気調査を依頼すべきです。幸いにもあなたはお仕事もしており、自由になるお金は専業主婦よりは多いはずです。最近の浮気調査は低価格がウリになりつつあります。探偵業法の制定によって悪質業者は淘汰されているため、きちんと調べてから依頼すれば高額な費用に請求をされることもありません。自分のお小遣いの範囲での浮気調査も可能です。ピンポイント、短時間の浮気調査で終われば調査費用もかなり押さえることができるはずです。
状況証拠を揃えると探偵による浮気調査も格安で行える
いつ浮気相手と会いそうなのか、相手が誰なのか、そもそも本当に浮気しているのかが分からない状態での浮気調査は、やはり若干時間が掛かってしまいます。相手が誰なのか不明でも、いつ浮気相手と会うのかが判明すれば、浮気調査を早く進めることができます。
忙しい中で状況証拠を揃えるのは大変かもしれません。ですが、費用を抑えるためにも、出来ればある程度の状況証拠が欲しいところ。では、どのように入手したらいいのでしょうか?
毎日、日記を書いて夫の動向を書き残そう
あれこれ夫の所持品を探らなくても、毎日日記を書くだけで状況証拠が整います。「毎週火曜日の帰宅が遅い」「休日出勤と言って出掛ける日に限って身だしなみを整える」「残業だと言ってきた日は女性の香水の匂いがする」など、毎日書いていけば浮気しそうな日が判明します。いつ浮気するのかさえ分かれば、探偵による調査もスムーズです。
仕事終わりの夫の尾行をすれば、浮気の証拠を押さえることができます。夫のスマホをのぞき見したり、カバンや財布に何か残していないかと探るよりも、簡単に状況証拠を入手できるのではないでしょうか。
証拠を押さえるなら法的に有効な「不貞の証拠」を押さえてもらおう!
あなたが考える浮気の証拠って何でしょうか?「愛している」「妻と別れて君と一緒にいたい」というメールやライン、キスしている写真が浮気の証拠になると思っていませんか?実はこれらのものは法的に有効な浮気の証拠にはなりません。裁判などで認められる浮気の証拠とは、肉体関係の有無を立証できるものである必要があるのです。
どんなに親密そうな関係でも、そこに「確実に」肉体関係があったことを証明できるものがなければ、夫婦関係の継続が困難な不倫と認識されません。例えば夫がバイアグラなどの精力剤や避妊具を隠し持っていたとします。あなたとセックスレスであれば、他の誰かと使うつもりで所持していたと普通は思うはずです。しかし夫が「いつか妻と使うつもりで持っていた」といえば、覆すのは困難です。夫に言い逃れされる証拠であれば、裁判所では不貞行為(肉体関係)があったとは認めてくれないからです。
不貞の証拠ってどんなもの?
不貞の証拠とは「浮気相手とラブホテルを出入りしている鮮明な写真や動画」「浮気相手の居住地を最低でも3回以上出入りする鮮明な写真や動画」等とされています。この写真や動画は夫や浮気相手が「私ではない」と言い逃れできないほど、精度の高い鮮明なものでなければなりません。
素人が尾行して運よく写真撮影に成功しても、鮮明さに欠けるため、そのほとんどが不貞の証拠とは認められません。暗闇の中や車移動している写真や動画の撮影は、やはりプロの腕や専門のカメラでなければ難しいと考えるべきです。せっかく探偵に浮気調査を依頼するのであれば、ぜひ不貞の証拠を押さえてもらうようにお願いしてみましょう。
浮気の証拠を押さえておくと、様々な面で役立ちます!
決定的な浮気の証拠「不貞の証拠」を押さえておくと、色々な面で大いに役立ちます。どんなことに役立つのか、まずは確認しておきましょう。
有利な離婚に役立つ!
もしあなたが夫を許せない、離婚したいと思う時は最も不貞の証拠が役立ちます。家庭が破綻したのは夫の浮気に原因があることが法的に立証されるからです。万が一、夫が離婚を渋って裁判に発展したとしても、不貞の証拠があればあなたの希望が採用されるのは間違いありません。
離婚に際して、子供の親権を希望すれば、当然あなたに権利が渡されるはずです。また、養育費や財産分与などに関しても、あなたの希望が通りやすくなります。有利な立場で離婚するために、不貞の証拠はぜひ押さえておきたいものです。
慰謝料請求に役立つ!
あなたが夫や浮気相手に慰謝料を請求する際も、不貞の証拠があれば簡単です。慰謝料の支払いを相手が拒否したとしても、不貞の証拠さえあれば支払ってもらうことができます。裁判に発展したとしても、不貞の証拠があれば心配はいりません。
浮気相手に慰謝料を請求すること自体には浮気の証拠は必要ありません。内容証明を郵送して期日を設け、慰謝料を支払うように働きかければいいだけです。しかし、証拠も提示せずに慰謝料の支払に応じる例は極めて稀です。内容証明で慰謝料の支払を要求しても「私はあなたの夫とは浮気していません」「肉体関係は持っていません」と言って逃げるケースがほとんどです。
やはり、証拠がなければいくらでも言い逃れできてしまいます。慰謝料の請求を考えるのであれば、不貞の証拠は絶対に押さえておきたいところです。
再構築をしたい場合に役立つ!
子供が小さい、まだ夫のことが好きだ、自分自身の落ち度もあったので離婚までは考えたくない。そんな場合でも、不貞の証拠は役立ちます。
例えば夫が離婚したいと言い出しても、あなたが役所に「離婚届不受理申出」を提出すれば一方的な離婚は回避できます。届を出していれば有責者からの離婚届は無効とされるため、いくら夫が離婚したがっていても法的に離婚は成立しません。
また、不貞の証拠を提示して浮気相手と交渉し二度と会わない旨を約束させ、示談書を作成すれば夫と浮気相手の再犯を防ぐことができます。公正役場に出向き、公正証書にしておけば、公的にも有効な文章として成立します。
再構築に失敗した際も役立つ!
今回のことはすべて水に流そう。夫にも浮気相手にも何も要求せずに再構築をしよう。そう考えてみたけれど、やっぱり許せなくなった。こんなケースも頻繁にあるようです。
一度は夫を許し、再構築を試みるも、やはりダメだった場合にも不貞の証拠は役立ちます。
浮気の証拠、不貞の証拠を得ていれば、後から慰謝料請求や離婚を求める場合でも有効です。ただし、あなたが浮気を知った日から「3年間」で浮気の事実は時効を迎えます。再構築を試みて「やっぱり無理」と感じたら、早めの決断が必要かもしれませんね。
仕事が忙しく浮気の証拠が掴めなければ探偵に依頼して不貞の証拠を押さえよう!
共働きで忙しい日々を過ごしていれば、なかなか夫の浮気の証拠までは押さえられないものです。無理してスマホを見たり、財布や夫のバッグの中身を探ればプライバシーの侵害に該当する恐れもあります。ここはすべてを探偵に委ね、決定的な浮気の証拠「不貞の証拠」を押さえてもらうのが得策です。
不貞の証拠があれば、離婚や慰謝料請求ばかりではなく、再構築する場合でも役立ちます。一度は再構築を決めて、後で「やっぱり許せない」と思った時でも、大きな保険になることは間違いありません。どちらにせよ、浮気の事実を明らかにすることが、今後の人生や夫婦関係を考える際にも大きな意味があるのではないでしょうか。