「夫がコンドームを持ち歩いてる!私とは使わないのにコレって浮気?」
様々な要因や様子の変化等が重なって夫の浮気に気が付くものですが、中にはコンドームが原因で浮気が発覚することがあります。
例えば、家に置いておいたコンドームが減っている、コンドームがコッソリと隠されていた、場合によってはゴミ箱に使用済みのコンドームがあった・・なんていうケースもあるようです。
コンドームは性行為をする時に使うものという認識がありますが、避妊具を使用した形跡があれば浮気の証拠といえるのかが気になりますね。今回は避妊具を使用した形跡があれば浮気していた証拠と言えるのかどうかについて、考えていきましょう。
目次
使用済みのコンドームは不貞の証拠に思えるけど証拠にならない
「そんなことって本当にあるの?」そう思わずにはいられない、まるで何かのドラマのようなことが現実的にも時として発生します。
あなたに全く身に覚えのない、使用済みのコンドームが自宅や自家用車のゴミ箱から出てきたとしたら・・。いったい、どういうことなのでしょう?
使用済みのコンドームがあり、そしてあなたに身に覚えがないとしたら、夫が使ったものとしか考えられないですよね。家や車でどこかの女性と関係を持ったということになるでしょう。
ですが、使用済み、しかも内容物が入っているコンドームがあったとしても浮気の証拠とはなりません。
使用済みのコンドームに抜け道もいろいろあります。「それは自分が使ったものでは無い」「友人の●●に自宅(自家用車)を貸した」もしくは、「自慰行為をする時に汚れるから使った」等と言い訳する事が多く、浮気をすんなり認めてもらえないこともあります。
使用済みの避妊具を見つけたら浮気はほぼ確実
自分たちが使っていない避妊具を夫が持っていたら、浮気をしているという可能性的には『ほぼ確実』と言わざるを得ません。
しかし、証拠的には不十分です。夫があなた以外の女性と使っていたという証拠が得られない限り、「浮気をしていたでしょう!」と問い詰めても間違いなく否定します。そして、あなたに勘付かれたことで、以降はいっそう巧妙に浮気を続けることも考えられます。
避妊具を見つけただけでは証拠としては残念ながら弱いのが現状です。
DNA鑑定で裏を取ることができるが、面倒で費用がかかる
浮気の物証とも思われる使用済みのコンドーム。実は訴訟大国・アメリカでは、使用済みのコンドームをDNA鑑定し、言い逃れできない証拠を叩きつける方法が一般的になっています。
夫が残した体液、もしくはコンドームの外側に付着した体液を鑑定し、動かぬ証拠を得るという浮気調査を申し込む人が増えているというのです。
コンドームに残された体液が夫のものか、またほかに第三者の体液が付着していないか、アメリカでは200ドル(21,400円程度)ほどで鑑定できます。
日本でも調査会社ではありませんがDNA鑑定をしてくれる会社があり、コンドームのDNA鑑定を依頼することも可能です。しかし、アメリカのように格安では出来ません。20万円程度の費用が掛かってしまうようです。
ただ、保存状態が悪ければ鑑定が難しく、密封容器で保存しなければなりません。
また、温度も4度程度で保管するのが好ましく、郵送する際もクール便を使う必要があります。体液が夫の物と判明し、第三者のDNAが付着していたとしても、浮気相手を特定することは出来ません。面倒で費用が掛かる割には、具体的に使える証拠になるかどうかと考えた場合、微妙といえそうです。
レスなのに避妊具が減っていたら浮気している可能性は濃厚
夫とはすでに長年レスなのに、避妊具が減っていたとしたら・・。この場合も、浮気している可能性が濃厚です。
普通であれば避妊具は、誰かと性交する時に使うものですね。あなたとしていないのに減っているとすれば、夫が何がしかの理由で使っていると考えるのが妥当です。夫が使うということは、すなわち他の女性と性交する時に使っているのでしょう。
しかし、このケースであっても、問い詰めれば様々な言い逃れをするでしょう。「ウチ、使わないじゃん。だから後輩の●●にあげたよ!」と言われたら、確認のしようがないですよね。
夫は後輩と口裏合わせをするでしょう。後輩にあなたが聞いたとしても「そうなんです!僕もらったんですよ~」と言うはずです。
避妊具が減っていることを確認しただけでは証拠といえないのが現状です。また、夫が友人などに「使わないから」という理由でコンドームを渡していることもあり得る話です。
でもレスなのに減っていれば浮気している可能性が高いと言えるでしょう。
避妊具を持ち歩いていたら浮気しているかも
自宅の避妊具が少しずつ減っているという状況では、確実に浮気しているとは断言できないということは前述しました。
しかし、夫が普段から避妊具を持ち歩いているとすれば、浮気をしている可能性はグッと高まります。持ち歩くという事は、外で他の誰かと使うために所持していると考えられるからです。
持ち歩くということは、家に置いておけない物であると夫は認識しています。つまり、あなたに見られると困るものだということでしょう。また、持ち歩くというのは「いつでも使える状況にしておきたい」という心の現れではないかとも思えます。自宅の避妊具が減っていた以上に浮気している要素が強いのは確実ですね。
使用済みのコンドームが見つかったり、コンドームが減ってることを確認しただけでは浮気の手がかりとはなりますが、浮気の証拠とは言えません。
女性とラブホテルへ出入りしていたという物証を抑えれば証拠としては確実なものになり、浮気相手に慰謝料を請求したり、離婚や浮気相手と別れさせることに有利に働きます。
なので、浮気を止めさせたい、夫に愛想が尽きてしまったという人は浮気を暴いて証拠をつかみましょう。
避妊具が隠されている場所は?
あなたとは使わない避妊具を夫が所持する時は、大体の場合、どこかに隠し持っているパターンが多くなります。
一軒家なら隠し場所も多いかもしれませんが、普通のマンションなどであれば夫専用の個室もないことも多いでしょう。では、いったいどこに避妊具を隠しているのでしょうか?
夫の財布やカバン
毎日持っているけれど意外と妻の目が盗める物といえば、財布や仕事に使うカバンです。仕事の資料などがたくさん入っていますし、いちいち妻が中を開けて確認する機会も少ないですよね。もちろん、そのままの姿で入れてはいないでしょう、タバコケースやタブレットのケースなどに潜ませていることもあります。内側についているジッパー付のポケットの中なども隠されている可能性が高いかもしれませんね。
趣味の釣り道具やゴルフバッグなど
自宅に置いてあり、存在感のあるものだけれど、妻が見ることがないもの。
それは、夫が趣味で使う道具ではないでしょうか。夫が週末に出かける前や準備などで釣り道具やゴルフバッグを開けてゴソゴソしていても、あなたが気にかけることは少ないはずです。
身近に置いておくことが出来る、そして妻が見ることがないものといえば、趣味に使う道具類といえるでしょう。
工具箱
ペンチや小型ハンマー、トンカチ、ドライバーなどを収める工具箱。
あなたの自宅にもひとつくらいあるのではないでしょうか?最近では女性でも工具を使って自宅で小物を作る方もいらっしゃるようですが、ほとんどの場合、女性が触ることがないものに「工具箱」が挙げられます。この工具箱に避妊具を隠している男性もいるようです。
工具箱には道具類の他、ネジ類などが小さなケースに収納されていますが、それに交じって避妊具は隠されてはいないでしょうか。普段、あなたが触らないような場所にこそ、隠していることが多いようです。
車のトランク
荷物の出し入れはしても、じっくり中を見ることが少ない車のトランク。実はここに妻に見られたくないものを隠している夫は多くいるようです。特にパンクの際などに使う工具バッグの中は、妻が見る機会はほとんどありません。ここに避妊具を隠している可能性も高いと考えられます。
また、車を使って浮気相手に会う場合では、トランクに置いておくと何かと便利です。事前にいつでも取り出せばいいだけですから、すぐに用意できるでしょう。ダッシュボードの中は、あなたも開ける機会も多いはず。ですからダッシュボードよりはトランクルームを重点的に探す方が、見つかりやすいといえそうです。
避妊具の減り具合を見れば浮気相手との肉体関係の頻度が分かる
夫が避妊具を隠し持っていた、または使用済みのコンドームを発見したという場合は、まずは慌てずに落ち着きましょう。浮気をしている可能性は濃厚ですが、それだけでは裁判などでも戦える「浮気の証拠」にはなりません。
焦って「あなたヒドイ!浮気しているでしょう!!」と泣いて問い詰めても、しらばっくれるだけです。難しいかもしれませんが、冷静に対処しましょう。
今の在庫の数を確認!そして減り具合を調べて肉体関係の頻度を調べよう
まずは、今現在、避妊具が何個あるのか数えて在庫の確認をします。スマホなどで写真を撮っておくと確実です。そして毎日、個数を確認していきます。在庫数が減れば、夫が浮気相手と肉体関係を持ったということが確認できます。
同時に夫の動向を日記などで残しておきます。帰宅が何時くらいだったのか、機嫌よく帰ってきたか、香水の匂いはしなかったか、入浴の有無など、何でもいいです。とにかくその日の夫の動向を詳細に紙に書いて残しましょう。そして、避妊具が減った当日と照らし合わせれば、浮気した日は何曜日だったのか、頻度は週一なのか月一なのか等が分かります。
浮気は1度きりの関係よりも、継続性があれば『婚姻関係を破たんさせるような不貞行為』と認定されます。避妊具の所持だけでは「不貞の証拠」とはいえませんが、後に不貞の証拠を得た時に、継続性、常習性があったという証拠になります。
また、いつ使用したのかが分かれば浮気する日の予想も立てやすくなるでしょう。
避妊具を所持または使用した形跡だけでは浮気の証拠とはいえない!浮気の頻度を探って浮気調査を
あなたの夫が避妊具を隠し持っていた、または使用済みのコンドームを発見したとしても、残念ながら法的に有利な「不貞の証拠」にはなりません。
浮気している可能性は濃厚ですが、証拠がないため問い詰めても言い逃れをするはずです。また、浮気を感づかれたことで、以降はより慎重に浮気をします。こうなれば、新たな浮気の証拠を抑えるのは大変難しくなります。浮気している夫に騙され続けるハメになってしまうかもしれません。
避妊具を見つけたら、まずは慌てずに在庫を数え、いつ使ったのか、いつ浮気したのかをあなたが把握するようにします。同時に夫の動向をしっかり観察することで、肉体関係の頻度や、毎週●曜日に使っているなどの浮気の状況が分かるはずです。これらの状況証拠を揃え、探偵に浮気調査を依頼すれば、不貞の証拠は簡単に抑えることができるはずです。
不貞の証拠を抑えたら、避妊具を使う頻度などを記したメモも継続性があったことを示す重要な資料になります。しっかりと状況を確認して、探偵に浮気調査の依頼をしてみてはいかがでしょうか。