ふと、夫のスマホを見ると、どこかの女性と信じられないようなラブラブなメールをやり取りしていたら、100%あなたは浮気を疑うはずです。なのに「彼女とは何もないよ」と言い張り、一向に浮気を認めなかったらどうしたらいいのでしょう。このまま夫に疑惑を抱いたまま我慢するしか方法はないのでしょうか。
今回は女性と親し気なメールをやり取りしているにも関わらず浮気を認めない夫の言うことを信じていいのか。浮気はしていないのかどうかについて考えていきたいと思います。
目次
ハートマークやキスマークの絵文字があるのは絶対に怪しい
夫の言うことは信じたいけれど、メールにラブラブな雰囲気とハートマークやキスマークの絵文字があふれていたら「浮気していない」と言う言葉を信じるのは難しいかもしれません。見るだけでも悲しくなりますし、夫が何をしているのかと不安にもなるでしょう。大切な夫が誰かに取られてしまうという不安に駆られてしまっても無理はありません。
既婚者であるあなたの夫に対し、愛情のこもったメールを送るなんて常識では考えられません。本当に何もしていない友人ならば、ある程度の距離感や礼儀をメールに込めるのが普通です。それをあなたが見てすぐ「怪しい」と思えるメールだったとしたら、夫の言葉を鵜呑みにするわけにはいかないでしょう。
ラブラブなメールなのに「何もしていない」と言い張る意味は?
ですが、あなたの夫は「何もしていない」ことを主張しています。ラブラブなメールということは話の内容は性的な行為に及んでいないものの、まるでカップルのような文面だったはずです。大人の男女でそこまでのメールをやり取りをする仲であれば、何らかの関係はあると捉えるのが普通です。なのに「何もしていない」とはいったいどういうことなのでしょうか。
夫にも恋愛感情はあるが、まだ性的な関係に至っていないから
夫も女性に対し恋愛感情は持っているものの、まだ深い関係に至っていない場合は「何もしていない!」と堂々と言い張るかもしれません。とはいえ、あなたにバレさえしなきゃ、不倫関係になっても構わないと思っていた可能性もあります。
自分は既婚者で他の女性と恋愛関係になってはいけない・・という背徳感は感情を燃え上がらせます。いけないことだ分かっていても、第三者の女性とメールのやり取りをするのが楽しければ「恋愛ごっこ」をし、あわよくば体の関係を・・と目論んでいたはずです。慌てて「メールはしたけど何もない!」と言い張る夫は、下心があったにせよ、まだ肉体関係に至っていないだけなのかもしれません。
女性からの一方的なアプローチを楽しんでいただけ
「不倫はしてはいけない」という考えを持つ男性でも、女性に「好き」「また遊ぼう」と言われれば、まんざらではないはずです。一般的に浮気とされるのは「第三者の異性と自分の意思で性的な関係を持つこと」という認識があります。あなた以外の女性と食事に行ったり飲みに行くだけならば浮気にはならない・・という認識を持つ夫であれば平気で女性と遊んだりします。
「仲はいいし、食事にもいくよ。でも体の関係にはなってない」と言い張れば浮気にならないことを熟知しているのがその理由です。女性側はあなたの夫と深い関係になりたいと思っているかもしれません。また、夫もその感情を知りつつ、モテる男を演じてメールなどで楽しいやり取りをしていただけという状況も考えられるでしょう。
しかし、このケースも深い関係になるのは時間の問題です。女性に言い寄られて断り続けることのできる男性は一握りしかいないと考えていいはずです。「現時点」では関係がなくても、近い将来必ず深い関係になっていたのは間違いないのではないでしょうか。
とにかく「浮気」がバレたくない夫は「何もしていない」と言い張る
「何もしていない」は真っ赤な嘘で、すでに不倫関係に陥っている夫も浮気ではないことをアピールします。「何かしている」から「何もしていない」の一点張りで主張するのです。あなたに浮気がバレたくない夫はラブラブなメールが見つかってもなお、「でも何もしていない」と言い張るでしょう。
妻がある身で、女性と浮かれてメールをやり取りしているということは深い関係があると言わざるを得ません。あなたが大切ならば、自分のスマホやパソコンのメアドを使い、見つかる危険を冒してまでそんなやり取りするとは考えにくいものがあります。心は完全に女性になびいている、しかも体の関係を持っている可能性が非常に高いのではないでしょうか。
浮気をしているのに何もないと認めない理由は
あなたの夫が浮気していると仮定した場合、「何もない」と主張する理由は何なのでしょうか。あなたの夫が浮気を認めない理由を考えてみましょう。
浮気発覚であなたに離婚を迫られたら困るから
正直に浮気を告白したら、あなたに離婚を迫られるかもしれない。でも離婚はしたくない・・そう考える夫は浮気を絶対に認めません。あなたと別れることを恐れている夫は何が何でも浮気を認めたりはしないでしょう。
浮気がただの遊びだった場合、あなたと別れるつもりなどこれっぽちもないはずです。浮かれてラブラブなメールをしてしまったけれど、そんなつもりではなかった。絶対にバレたくない、別れたくないと考えている夫は「何もしていない」と主張し、浮気を完全に否定します。
浮気相手をかばっているから
「浮気が発覚したら、自分ばかりではなく相手の女性に迷惑をかけてしまう。」と考える夫も、浮気を認めようとはしないはずです。あなたに「浮気相手に会わせて」「浮気相手に慰謝料を請求する!」等と言われるのを何よりも恐れています。つまり、心配はあなたに関してではなく、浮気相手に向けられていることが分かります。
妻がどう思うか・・よりも、浮気相手に迷惑をかけられないことを優先的に考えているとしたら、気持ちは完全に浮気相手に移っています。あなたがどんなに悲しい思いをしているのかを配慮せず、浮気相手をかばっているとしたら到底許せることではありませんね。
浮気をないものにして、いつかあなたと協議離婚を考えているから
あなたと別れ、いつか浮気相手と一緒になりたいと考えている夫も、現時点では絶対に浮気を認めません。自分の不貞行為が原因で離婚するとなれば、自分にも慰謝料を要求されてしまう恐れがあります。損することなくスムーズにあなたと別れるためには、浮気を絶対に認めたくないという夫の思惑が存在します。
妻にさえバレなければ「普通の協議離婚」として成立させることができるのに、浮気が発覚すれば有責者側からの離婚の申し立てはできなくなります。浮気相手に本気になってしまっているケースも浮気を認めないことが多々あるので、注意して下さい。
夫に聞いても言いくるめられてしまう・・そんな時は浮気調査で証拠を押さえて
「こんなメールを交わしているなんて、絶対に浮気しているでしょう!」そうあなたが問い詰めても、「違うよ」「何もしていない」と言いくるめられてしまう。そんな時は浮気調査をして決定的な証拠を掴むのが一番です。口の上手い夫で、しかもメール以外の証拠がなければ、あなたが太刀打ちするのはかなり困難かもしれません。
まずは真実を知って
「絶対に浮気している」「いや、していないよ」と押し問答を続けるのは、ハッキリいって無駄な時間といえます。まず、あなたは真実を知ることから始めましょう。実際に「何もない」のか「不倫関係」なのか、現時点では不明です。不明なことについて夫を問い詰めても無駄です。もしかしたら夫の言う通り「何もしていない」可能性だってあるからです。
浮気調査を依頼して浮気の有無を確認しよう
探偵に浮気調査を依頼して「浮気しているか」を確認し、浮気しているのであれば言い逃れできない「不貞の証拠」を押さえてもらうようにしましょう。「浮気しているかどうか分からないのに調査を頼んで大丈夫?」と思うかもしれませんが、心配は無用です。
浮気調査は「100%浮気している人の証拠」を掴む以上に「浮気しているかどうかを調べる」のが現在の主流です。調査の結果シロであるのであれば、夫をこれ以上深く問い詰めずに「私が悲しいからそんなメールのやり取りはやめて」と素直に訴えればいいだけです。まずは真実を知り、結果を確認してからどう動くのか考えても遅くはありません。
決定的な浮気の証拠「不貞の証拠」ってなに?
最初に述べましたが、法的に浮気と認められるのは、夫があなた以外の女性と性的な関係になった時だけに限定されます。ラブラブなメールをやり取りしているだけでも心情的には許せませんが、夫に言い逃れさせないためには肉体関係があることを証明する「不貞の証拠」が必要です。
「浮気相手とラブホテルを出入りする写真や動画」「浮気相手の居住地を最低でも3回以上出入りする写真や動画」などが不貞の証拠になります。「性的な関係を認めなければ、妻を言いくるめることが出来る」と考えている夫には、決定的なダメージを与えてくれるのは間違いないでしょう。
不貞の証拠を掴んで夫と話し合いを
今までは「何でもない」「何もしていない」と言い張っていた夫でも、さすがに不貞の証拠を提示されれば浮気を認めざるを得ません。夫が浮気を認めたら、どんなつもりでいたのか、あなたを騙したのはどういうことだったのか、今後どうしようと考えているのかを聞いてください。やっとここから話し合いをスタートさせることが出来ます。
あなた自身はどうしたいのか自問自答しましょう
夫が浮気を告白し、「ただの遊びだった、申し訳ない。もう一度やり直したい」と謝罪したら、あなたはどうするでしょうか。あなたを騙して浮気していたという事実は消えません。しかし、夫のことがまだ好き、子どもが小さいし離婚出来ない、経済的に将来が不安、世間体が悪いので離婚したくないと思うのであれば、夫を許すのもひとつの方法です。
離婚するということは、双方ともに大きなダメージを受けてしまいます。なかなか簡単にできることではありません。まして子供がいるのであれば、夫は子供の父親です。父親なしで子供を育てるのも簡単な話ではないですよね。
最終的な決断はあなた自身がすべきことですが、一度の浮気で「何が何でも離婚」「絶対に許さない」と考えるよりも、柔軟に対応する方が良い場合が多いものです。夫が真摯に反省し「二度と浮気をしない」と誓ったのであれば、今回だけは信じてあげてもいいかもしれません。
夫に「誓約書」を書いてもらい浮気相手と別れることを約束させて
再構築を決めた場合は、夫に誓約書を書いてもらいましょう。「浮気は二度としない」「浮気相手と二度と連絡を取らない、会わない」ことを約束させ、署名捺印してもらい公正証書にしておくと効果的です。
誓約書を交わす最も大きなメリットは「誓約書を書いたことで抑止力が働く」ことです。ここまでしたのだからもう浮気はできないと夫に思わせることが出来れば、成功といえます。
夫が反省しない時は離婚も考慮すべきかも
夫が浮気を認めたものの一切反省しない。また、浮気相手と別れない等と言い張った場合は、仕方がありませんが離婚を考える必要があります。再構築を望んでいたかもしれませんが、あなたに対しての配慮が欠けているのであれば離婚を考えた方がいいでしょう。
離婚を決意した際も、不貞の証拠があれば、すべてあなたに有利に働くのは間違いありません。夫が慰謝料の支払を渋る、財産分与の拒否などがあれば裁判を起こしても構わないでしょう。そんな夫に対しては徹底抗戦で臨んでください。
また、離婚する事態になったのであれば、浮気相手に対しても慰謝料の支払を要求することができます。あなたの大切な家庭を壊したのですから、当然の罰といえるでしょう。あなたが負った精神的苦痛に対して損害賠償を請求してください。不貞の証拠があれば相手が拒否しても無駄ですので、安心して対応できるはずです。
親し気なメールのやり取りは浮気の可能性がある!まずは真実を知ってどう対応するか考えよう
既婚者である夫が誰かとラブラブなメールをしているのは、やはり浮気の可能性が高いといえます。「何もしていない」といくら夫が言い張っても、到底信じることは出来ません。ただ、メールだけでは夫の浮気を証明するのは困難です。「夫の言うことは信じられないけど、どうしたらいいの」と悩む前に、まずは浮気調査をして真実を知ることが大切です。
浮気が証明されれば、夫もこれ以上「何もしていない」等とは言えません。すべてを話してもらい、今後どうすべきかを話し合いましょう。再構築の道を選んだのであれば、二度と浮気しないように誓約書を交わしてください。また、万が一夫が反省しない、浮気相手と別れないと言い張った際も、証拠があればあなたが損することはないはずです。
一番悪いのは、実際にどうなのか分からないまま悩み続け、無駄な時間を過ごすことです。できるだけ早い段階で浮気調査を依頼し、夫の言葉が真実なのか否かを確認することが大切ですね。