【手をつないだだけって信じていいのでしょうか?】
知人に「あなたのご主人、どこかの女性と手をつないでたわよ」と言われたり、女性と手をつないでいる写メを発見したら、穏やかな気持ちでいられなくなるのも当然です。夫に聞いても「浮気なんかしてないよ。ちょっと手をつないだだけだよ」「ただの友人で、一瞬手をつないだだけ」とつれない返事ばかり。でも、手をつなぐということは、何らかの好意があると考えるのが普通のような気もしますよね。手をつないだだけでも浮気になると思いますが、実際はどうなのでしょうか。
今回は夫の「女性とは手をつないだだけ」と言う言葉は信じていいのかどうかについて考えてみたいと思います。
目次
手をつなぐだけでは浮気にはならない・・でも
夫があなたの知らない女性と手をつないでいた・・この事実だけでも相当なショックを受けますし、夫の浮気を疑ってしまうのも無理はありません。しかし、残念ながら手をつないでいたという事実だけでは浮気にはなりません。一般的に浮気が認められるのは、夫と女性の間に肉体関係が立証されるケースに限定されてしまうからです。
手をつないでいただけでも立派なルール違反ではある!
普通、手をつなぐという行為はそこに何がしかの「好意」が感じられます。既婚者であるあなたの夫がよその女性と手をつないで堂々と歩いていたとしたら、とんでもないルール違反であることに間違いはありません。不倫カップルでさえ、歩く時は離れて歩きます。誰かに見つかったら困るという意識がそうさせるからです。
結婚すれば貞操義務が発生します。つまり、配偶者以外の女性と特別な関係にはなってはいけない義務が夫にはあります。手をつないだだけ・・というのは明確な浮気にはなりません。しかし、厳密にいえば既婚者は疑惑を生むような行動は慎まねばならないというルールが根底にはあります。堂々と「手をつないだだけだから浮気にはならない」と言う夫の行動は完全なルール違反といえるでしょう。
手をつないだだけといえば許されると思っている?
既婚者が配偶者以外の異性と自分の意思で性行為をした時に、法的にも浮気が認められます。つまり、キスだけ、ハグしただけ、手をつないだだけ・・という行為は感情的には「浮気」になりますが、法的には浮気(不貞行為)にはなりません。
グレーゾーンではありますが、「酔った勢いで」「ふざけて」「なんとなく」などの曖昧な表現を使えば何となくシロと認められてしまう風潮があります。「一瞬、手をつないだだけ」と言えば「友人としてつないだだけ」と言い逃れできるため、夫は許されると思っているのかもしれません。
妻に浮気を疑われたくない時も「手をつないだだけ」と言う
実際、誰かに夫と女性が手をつないでいるところを見られてしまったとしたら、その既成事実は消しようがありません。「手をつないだのは事実だけれども、それ以上の関係ではない」と主張したい場合は「手をつないだだけ」と言って逃げ切る男性がほとんどです。
あなたに「浮気だと思われたくない」「嫌われたくない」と思う時は浮気を認めずに「手をつなぐ程度の友人関係」であることを主張します。しかし、真偽は確かめようがありません。ここで分かるのは、「妻(あなた)に浮気していると思われたくない」という夫の意思のみと言えるでしょう。
気がない女性と手をつなぐとは考えにくい・・その理由とは
男性が女性と手をつなぐ場合、そこに「何がしかの好意的な感情」があるのは間違いありません。まして既婚者が第三者の女性と手をつなぐということは、そこに特別な思いがあると考えられます。単なる友人関係で手をつなぐとは思えません。誰かに見られるかも・・というリスクを冒してまで「つなぎたい」「触れていたい」という感情があふれています。あなたの夫はどんな感情で女性と手をつないでいたのでしょうか。
自分の恋愛感情を相手に伝えたい
「この女性、素敵だな。」「可愛いな」「好きかも・・」と恋愛的な感情を持ってしまった場合、男性は手をつないで自分の感情を伝えようとします。女性だって素敵な男性に手をつながれてしまうと、ちょっと嬉しくなったりしますよね。もしかしたらあなたの夫は該当女性に恋愛感情を抱いているのかもしれません。
脈ありかどうかを確かめている
恋愛感情というピュアなものではなく、「この女性を今夜落としたい」「関係を持ちたい」と考えた男性も、手をつないで相手の動向を確かめがちです。嫌がらずに手を握り返してくる、積極的に女性が甘えてくるという行動があれば「イケる!」と判断し、性的な関係に持ち込もうとします。
女性をリードして男らしさをアピールしたい
人込みなどを歩く際に「女性をリードしよう」「危険から守ろう」と思った場合にも男性は女性の手をとって歩きます。ただし、ここにもある程度の「好意的な感情」があると見て間違いありません。何の気もない女性に対し「守ろう」「男らしさを見せよう」とは思わないはずです。一見、浮気心とかけ離れた行動に見えますが、奥底には恋愛感情が潜んでいるかもしれません。
酔って、またはムードに流されて
酔っぱらって居酒屋などで、ずっと手を握る男性も時にはいます。また、良いムードのデートスポットなどでムードに流されて手をつなぐといった行動にでる人も多いようです。この場合は恋愛的な感情は少ないかもしれませんが、「あわよくば」一晩の関係に持ち込みたいという意思が隠れているように思います。
男女で手をつないでいたら、既に不倫関係の可能性も
男女で手をつなぐという行動は、周囲にステディな関係であることを公表しているのと同等です。例えば、堂々と道端でキスをするのと同様、「特別な関係であることを見られても構わない」という意思すら感じられます。男女で手をつないでいたとしたら、もしかしたら既に不倫関係である可能性があります。
隠し事をしている時点で浮気も同然
妻であるあなたに隠れ、誰かとこっそりメールのやり取りをしている、飲みに行ったり遊びに行く、異性と手をつないでいれば、それは浮気も同然です。あなたが気づいていないだけで、既に深い関係に発展しているかもしれません。不倫している可能性もあると考えていいでしょう。
あなたに「手をつなぐだけの関係」と説明していますが、それはすなわち「好意を持ち、肌に触れることのできる相手」であると公表しているのも同然です。既婚者が「友達だから手をつないだだけ」と言い張るのは妙な話です。ここは浮気を夫に認めさせて反省を促し、二度と該当する女性と会わせないようにしなければなりません。
夫のいうことを信じてはいけません!早めの浮気調査で浮気の根を断ちましょう
いくら夫が「友達なだけ」と言い張ったとしても、その言葉を鵜呑みにするのは止めましょう。最悪の場合、既に性的な関係を持っているケースもあり得ます。早い段階で浮気調査をして証拠を押さえ、夫に浮気を認めさせることが早い解決のポイントになります。ここはしっかりとした証拠を押さえ、夫に反省してもらいましょう。
証拠がなければ夫は絶対に浮気を認めない
手をつないでいたという証拠以外に、夫が女性と不埒な関係であった証拠がなければ絶対に浮気を認めないはずです。浮気をする男性は「不貞の証拠」がなければ、浮気を認めなくてもいいことを知っています。どんな状況にあっても頑として認めなければ浮気は立証されない。妻と別れるつもりがない男性、浮気相手と関係をずっと続けたいと思っている男性はすべてを調べ上げています。「浮気がばれないためのハウツー」は今や世間の男性の常識です。
裏をかいて探偵に浮気調査を依頼しよう
夫を家庭に戻し、改心させるためには「不貞の証拠」を押さえ、言い逃れできない状況を作り上げねばなりません。あなたは騙されたフリをしている間にしっかりと裏付けをとりましょう。そこで探偵に浮気調査を依頼して、不貞の証拠を押さえてもらうようにして下さい。
証拠を突きつけられれば、夫は浮気を認めざるを得ません。「手をつないだだけ」なんて二度と言えなくなります。肉体関係を立証する「不貞の証拠」があれば、他の女性との性的な関係を否認することはできません。すべてを話してもらい、夫がどう思っているのか、今後どうすべきなのかを話し合ってください。
不貞の証拠ってどんなもの?
夫と浮気相手の間に肉体関係があったと証明できる証拠を「不貞の証拠」といいます。浮気相手とラブホテルを出入りする写真や動画、浮気相手の自宅を最低でも3回以上出入りする写真や動画などが「不貞の証拠」に該当します。探偵に夫の尾行をしてもらえば、比較的安易に不貞の証拠を押さえることができます。
また、浮気調査で「不貞行為はない」と判断されたら、夫の言うことはある程度信用できるといえるでしょう。絶対に浮気しているというケースばかりではなく、浮気しているかどうかを知りたいという理由での浮気調査も増加しています。「浮気していなかったらどうしよう」等と考えず、気軽に依頼してみてはいかがでしょうか。
許すも許さないも、あなた次第
「手をつないだだけ」等と言って、あなたを騙した夫を許せるかどうか。これは、あなた自身が判断すべき問題です。許せない気持ちはあっても「子供がまだ小さい」「経済的な不安がある」「家を購入したばかりで離婚なんて無理」など、様々な問題で離婚が難しいケースも多いはずです。離婚したくない又はできない理由があるのであれば、再構築すべく関係を修復させる必要があります。夫の態度をひとつの判断材料として考えて、総合的に考えていかねばならないでしょう。
夫を許すなら寛大な気持ちで!離婚をするなら徹底的に有利な方法で!
夫が浮気相手と別れるなら今回だけは許してあげる。または夫が浮気相手と別れるつもりがない、あなたへの愛情が微塵も感じられないから許さない。・・あなたの判断によって、今後どう行動すべきかが変わってきます。
再構築するなら念書を書かせ、浮気相手と別れさせる
夫が真摯に反省し、謝罪しているならば今回限りは許してあげてもいいかもしれません。ただし、条件として「二度と浮気しない」「二度と浮気相手の女性と連絡をとらない、会わない」ことを約束させましょう。夫婦間の問題ではありますが、誓約書を書かせて公正証書にしておくといいでしょう。浮気を告白し、謝罪した誓約書や念書は公正証書にしておくと立派な不貞の証拠になります。浮気再発を抑止するためにも「絶対に会わない」ことを約束させて署名捺印してもらいましょう。
気分的にはスッキリしないかもしれません。他の女性と関係を持ち、しかもあなたに嘘をついていたのですから当然の心理です。でも、いつまでも思い出して夫を責めてはいけません。許すと決めたのであれば、出来る限り忘れ、楽しい家庭の構築を最優先に考えていきたいですね。
離婚するなら夫と浮気相手に慰謝料請求を
やっぱり許せない、もしくは夫が反省していない、浮気相手と別れるつもりがない場合は離婚を選択しなければならないケースも発生します。そんな時は不貞の証拠を最大限活用して優位な離婚を考えねばなりません。
夫と離婚の話し合いをし、慰謝料や財産分与、親権、養育費などについて決めていきましょう。あなたが納得する回答を得ることができなければ、調停や裁判に持ち込むのもひとつの方法です。不貞の証拠があれば夫の非は明らかです。裁判になってもあなたに不利に働くことはありません。堂々とあなたの望む要望を提示してください。
また、離婚するのであれば、その原因の一つに浮気相手とされる女性の存在がクローズアップされます。浮気相手が夫と不貞行為を働かなければ、離婚せずに済んだかもしれません。また、浮気相手のせいであなたは多大な精神的苦痛を味わされています。損害賠償として浮気相手に慰謝料請求をして、彼女にも社会的・金銭的制裁を与えるべきです。この際にも不貞の証拠は役立ちます。調停や裁判に発展しても、浮気相手の非は認められるので安心してください。
「手をつないだだけ」という告白を鵜呑みにするのは危険!証拠をおさえて真実を知ろう
既婚者である夫が他の女性と「手をつないだだけで浮気していない」と言い張っても、到底信用することはできません。男性が女性に触れる、手をつなぐという行為にでるのは、そこに「好意」や「下心」があります。深い関係になる手前の状態なのか、既に不倫関係なのかは不明ですが、恋愛感情はあると考えていいのではないでしょうか。
しかし決定的な証拠がなければ、夫は絶対に浮気を認めません。あくまでも「友人だから手をつないだだけ」を押し通すはずです。ここは言い逃れできない証拠を探偵に押さえてもらい、夫に浮気を認めさせるしか方法はありません。まずは浮気を認めさせ、反省させることが元の夫婦関係を取り戻す唯一の手段ではないでしょうか。