「浮気相手の家に入りびたり!自宅に出入りしている写真は浮気の証拠になるの?」
外出や無断外泊が増えた。また、急に家に寄り付かなくなったと思ったら女性宅に出入りしているようだ・・こんなことがあれば、浮気しているのは確実だと思ってしまいますよね。
浮気相手の家へ出入りしている写真が撮れたら、浮気の証拠になるのでしょうか?調停や訴訟に発展した場合にも有効な「浮気の証拠」になるかどうかについて確認しておきましょう。
目次
夫が無断で外泊をするようになったら浮気?
夫があなたに連絡をせず、外泊を繰り返すようになったら浮気の可能性が高いでしょう。
無断外泊が自分の信用を下げてしまうことや妻が不安になることを、ほとんどの夫はわかっています。だから外泊を避けたり、仕方ない場合は事前に連絡を入れようと努力するものです。
それでも無断外泊が続く場合、外泊の理由を伝えられない事情があるのかもしれません。宿泊先が友人や知り合いの家であれば、無断外泊しても人づてに情報が回ってくるでしょう。あなたの元に夫の宿泊先について情報が入ってこない場合、浮気を意図的に隠していると考えて間違いありません。
浮気相手の家に泊まったときによくある言い訳
浮気相手の家に泊まったときによくある言い訳はこちらです。
仕事
「緊急の仕事が入った」と仕事を言い訳に外泊する夫は多くいます。あなたが知らない仕事の話題なら作り話も自由にアレンジできますし、矛盾点をつかれる心配も少なくなります。「仕事が原因で外泊した」という話は、浮気相手の家に泊まる夫が一番使う言い訳といってよいでしょう。
飲み会
次に多いのは飲み会です。「プロジェクトがうまくいった」「歓送迎会がある」「仕事の付き合いで……」と理由をつけやすいのも言い訳の特徴です。「酔っていて連絡できなかった」と音信不通の言い訳を用意する夫もいます。
トラブル
最後はトラブルです。「財布を落とした」「携帯を落とした」「電車が止まった」といったトラブルを装って浮気相手の家に泊まる夫も少なくありません。。いずれも不可抗力だったと、自分の罪悪感を減らす目的もあるでしょう。
夫の外泊が浮気か確かめる方法
まずは夫の外泊について、口頭で確認してみましょう。問い詰めるのではなく、「昨日は仕事が大変だったね、職場の誰と作業していたの?」と気軽に聞いてみましょう。ポイントは、取り掛かっていた仕事の内容や近くにいた同僚の名前といった具体的な内容を引き出すことです。あいまいな回答しかできない場合は、実は仕事は作り話で浮気相手のもとへ泊まっていた可能性が高くなります。
夫に仕事の話を聞きにくいという方もいるかもしれません。直接言いにくい方は、外泊のルールを決めましょう。「もしも何かあって連絡がつかないのは不安。外泊についてルールを決めたい」と伝えれば、断る夫も少ないはずです。この時点で頑なに拒否するようであれば、怪しいと言わざるを得ません。
外泊の際は、泊まる場所をラインで共有する。急な泊まりはNGで、必ずタクシーなどで帰ってくるとルールを決めれば、浮気を確かめられて、本当に何かあった時にも連絡がつくため、一石二鳥の方法だといえるでしょう。
浮気相手の家を調べる方法
浮気相手の家を調べる一番手っ取り早い方法は、夫の携帯から情報を入手することです。適当な理由を見つけてパスワードを解除してもらい、怪しい情報を探しましょう。事前に浮気相手の名前や愛称を知っていれば、短時間で夫の目を盗んで情報を獲得できるはずです。またインスタグラムやTwitterといったSNSツールを利用し、浮気相手の名前を検索するのもおすすめです。
浮気をばれないように携帯を触らせない夫も少なくありません。ガードがかたい夫ならば、仕事帰りに尾行する方法もあります。仕事帰りの他にも出張やプライベートな時間といった夫が一人の時間を狙って、行き先を調べてみましょう。もしくは浮気相手の目星があれば、浮気相手の勤務先から尾行すれば相手の自宅を突き止めることも可能です。
ただし、いずれの方法も一人で行うと、プライバシー権の侵害や不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。そのため金銭的負担があるものの、尾行する場合には探偵に調査をおすすめします。
浮気がわかっていても浮気相手の家に乗り込むことは絶対やめよう
浮気が間違いないと確信しても、浮気相手の家に乗り込むのはやめてください。浮気相手と顔を向き合わせれば冷静でいられる方が少ないのも理由の1つです。浮気相手への怒りで感情的になり行動にブレーキがかけられず、これまでの鬱憤をぶつけてしまうのも無理はありません。しかし、浮気相手があなたの発言を逆手に取り「脅された」と恐喝罪を主張すれば、あなたは加害者になってしまいます。
浮気に慣れている女性なら、ボイスレコーダーをしのばせたり、あえてあなたを怒らせようともしてくるかもしれません。もちろん無断で浮気相手の敷地に入ってしまうと住居侵入罪になりますので、こちらも禁止です。
感情的になった相手は実はコントロールしやすく、冷静に論理的に行動してくる相手ほど浮気相手にとって怖いものはありません。いざとなったら、証拠を突きつけて慰謝料を淡々と請求すればいいのです。お互いに慰謝料を争うような不毛な争いに参加する必要はありません。
浮気相手の家への出入りは浮気の証拠になる?
夫があなたの知らない女性宅に出入りしているとしたら・・。もはや、これだけで「間違いなく浮気している」と断言できるような事態といえますよね。
男と女が密室に二人きりでいれば、体の関係がないはずはありません。浮気相手の家に出入りしている写真があれば、浮気していたのは確実で言い逃れできない状況に思えます。
ですが、浮気相手の家に出入りする所を写真に収めただけでは浮気の証拠とはなりません。
浮気相手の自宅はラブホテルとは違います。ラブホテルは大人の男女が肉体関係を持つために利用する場所という認識がありますが、自宅はそうではありません。
生活空間である自宅は、肉体関係を持つためだけの場所ではないですよね。話をしたり食事をしただけ・・という言い逃れだって出来てしまいます。
ただ、客観的に考えた場合、成人男女が二人きりで密室にいれば、何らかの関係があったと考えるのは自然です。「ただの食事だ」「会話をしただけだ」等と言い逃れできないように、証拠を集めましょう。
浮気を証明するためには複数回家に出入りしている写真や動画が必要
前述した通り、自宅というのは性行為が目的の場所ではありません。
ですから、ラブホテルの出入りをカメラに収めた物とは意味合いが違ってきます。証拠の写真が1度きり、1日だけのモノだった場合は、いくらでも言い逃れできます。「彼女の悩み相談を1度だけ聞きに行っただけだよ」と言われてしまえば、どうすることも出来ません。
やはり、浮気相手へ出入りしている写真を不貞の証拠にするには、複数回出入りしているものが必要です。何度も自宅へ行っている、頻繁に出入りしているという証拠がなければ肉体関係があったとは推測できません。
女性宅へ何度も(最低でも3回以上、できれば5回程度)通っている状況を写真や動画で抑えて、日記をつけたりや避妊具といったその他の状況証拠をそろえることで浮気を証明することができます。
家の中で何をしているかわからなくても大丈夫?
「家に入ったけど何もしてない」そう言われてしまったらどうしよう。浮気相手の自宅へ出入りしている写真を写したとしても「話してただけ」「送ってすぐに帰った」等と言われてしまえばどうしようもありません。
まさか、部屋の中を盗撮するわけにもいきませんよね。家の中で何をしていたか分からない状態でも、家へ出入りしている写真があれば浮気の証拠になるのでしょうか。
滞在時間は最低でも1時間以上あったという証拠が必要
女性宅へ出入りしていた写真があったとしても、それだけでは不貞行為があったとは認められません。滞在時間が最低でも1時間以上、できれば3~4時間あれば肉体的な関係を持っていたと断言できる状況だったと認められます。
例えば女性宅へ入って20~30分で出てきた場合、恋愛感情から発展した肉体関係があったとは推測できません。ですから不貞の証拠を抑えるのであれば、滞在時間などの状況証拠も必要です。滞在時間は長ければ長いほど肉体関係があったと考えられますし、宿泊した証拠があれば肉体関係は確実視されるでしょう。
また、部屋に明かりがついていたのに消えたという動画なども撮影出来れば完璧です。男女が一つの部屋で明かりを消す・・となれば、行為があったとしか考えられない状態ですよね。出入りしている写真や動画と一緒に、女性宅に滞在した時間が証明できる物や電気が消えた瞬間の映像などもあれば、より一層強い浮気の証拠になるはずです。
夫が家を出ていき、浮気相手と住んでいた場合はどうなるのでしょう?
浮気相手の家に頻繁に長時間いる証拠が押さえられたら、浮気の証拠になる
浮気相手の家に出入りしている写真は、1枚だけ1度きりだけでは浮気の証拠となる「不貞の証拠」とはいえません。しかし、複数回(最低でも3回以上、出来れば5回程度)の明瞭な写真や滞在時間が証明できるものがあれば、不貞の証拠として認められます。
本気で「浮気を認めさせたい」または「優位な立場で離婚したい」「慰謝料を支払ってほしい」と思うのであれば、裁判になった際でも使える証拠が欲しいところ。ボケたりブレたりしていない写真や、滞在時間が明確に分かる証拠を入手しておきたいですよね。
浮気相手が誰なのか判明していれば、調査も容易に短時間で終わらせることができます。夫が浮気相手の家に入り浸っているようでしたら探偵に相談してみてはどうでしょうか?