【精神的にもう限界です!浮気の証拠はどう集めたらいいのでしょうか】
夫の浮気を確信し、離婚のために証拠集めをしようとはするものの、日々の生活が辛すぎで限界を迎えているという方も多いようです。証拠がなければ有利な離婚も難しい上に仕事や家事、育児をしながらの証拠集めは想像以上に苦痛を伴います。夫に裏切られた喪失感の中で孤独な戦いを強いられるわけですから、当然と言えば当然と言えるかもしれません。
今回は浮気の証拠集めを一人でするのが精神的に辛くなった時、どう行動すべきなのかを考えていきたいと思います。
目次
経済的なことや離婚後の生活について相談できる場所はある!
夫の浮気で悩みつつも、あなたが今一番心配しているのは、やはり離婚後の生活についてではないでしょうか?自分ひとりでこれからどう生きていけばいいのか、子供がいればどうやって育てていけばいいのかと悩みは尽きないはずです。しかし、たった一人で悩んでいても先には進みません。経済的なことや離婚後の生活について不安があれば相談できる場所はいくつかあります。
各自治体の相談窓口
市役所や町村役場では、住民に対する無料の悩み相談を開設しています。相談内容ごとに曜日が分けられているはずなので、各自治体のHPで確認してから行くようにしましょう。経済的な不安、住居問題、育児手当や保育園関連などで不安がある場合は積極的に利用してください。
離婚問題を扱っているNPO法人
女性の人権や離婚問題に積極的に関わっているNPO法人も各地に存在します。インターネットで検索すると複数ヒットしますので、利用してみるのもひとつの方法です。専門のカウンセラーが無料で相談に乗ってくれるので安心ですね。
弁護士事務所や法テラス
離婚から発生するであろう様々な不安は弁護士事務所や法テラスで相談に乗ってくれます。弁護士事務所も初回は無料で相談に乗ってくれますので、いくつか利用してみるのもいいでしょう。
また、日本司法支援センター「法テラス」でも相談窓口を開いています。電話、メール、窓口で直接対応してくれるので、都合のいい方法でコンタクトを取るようにしましょう。相談窓口は各種あるので、あなたのニーズに合った適切な窓口の紹介や法制度を教えてくれます。経済的な不安があり、弁護士や司法書士を依頼できないと悩んでいる人には費用の立替え制度もあるので参考にしたいところですね。
探偵事務所
意外と思うかもしれませんが、探偵事務所でも無料相談を開設しています。「経済的な不安がある時は離婚時はこうしたらいい」などの具体的なアドバイスも期待できます。浮気調査の依頼ばかりではなく、相談窓口として利用している人も増加傾向にあるようです。
ひとりで浮気の証拠が集められない・・そんな時はこうしよう!!
精神的に疲弊していたり離婚後の生活に不安があれば、夫の浮気の証拠集めをするにも苦痛が伴います。浮気の実態を知れば知るほど辛くなりますし、精神的に疲れが溜まれば体力の消耗も甚だしくなります。
有利な離婚をするには夫の浮気の証拠は不可欠です。しかし、あなた一人で浮気の証拠を集めるのが限界だと感じた場合、無理せずプロに依頼する方が最終的には良い結果を迎えるはずです。
まずは夫の動向やあなたの精神的な状態を日記に綴ろう
精神的に限界を迎えている場合、積極的に夫の浮気の証拠を探るのはかなり難しい状況だと考えられます。気力、体力ともに十分であればあれこれ出来ても、疲弊している状態ではスムーズな調査は出来ません。夫のスマホを触る勇気も、自家用車の中を探る元気もないはずです。
しかし、そんなあなたでも浮気の「状況証拠」集めは出来ます。積極的に動いて証拠集めをせずとも、日記を書き綴るだけでも十分な証拠になるのです。夫の日々の動向の他に、あなたが感じた思いを日記に書いていきましょう。
日記を書くだけでいつ浮気するかが分かる!
「日記を書くだけで浮気の状況証拠になんてならないわ」・・そう思う方も多いかもしれません。ですが、毎日書いていくと夫がいつ浮気相手と会うのか、浮気相手の職業などが判明する場合もあります。
例えば「残業だと言って帰宅が遅い日は香水の香りがする」「休日出勤の日は何故か身だしなみに気を使っている」ことが判明すると、浮気相手と会う日が事前に分かります。また、毎週火曜日に帰宅が遅いことが分かれば浮気相手の休日が火曜日・・つまり美容師だったというケースもあります。何気なく綴った日記で夫が浮気しそうな日が分かれば、立派な状況証拠になるはずです。
日記であなたが負った精神的苦痛が判明する
日記に夫の動向をまとめつつ、あなたが感じた思いを日記に書いていくとどれだけ精神的な苦痛を味わったのかが判明します。夫や浮気相手に慰謝料の請求をするのであれば、辛い思いをした分だけ金額が上乗せされることもあり得ます。毎日、どんな気持ちで夫を見ていたのか、あなたの心情なども書いていくといいかもしれません。
余談ですが、あなたが精神科に通うほどのダメージを負っていた場合は迷わず病院に行って診断を受けるべきです。診断書があれば、慰謝料の金額が増額される可能性が高くなります。うつ状態などの症状があれば受診するようにして下さい。
スーツのポケットのレシートやクレジットカードの明細書があれば保存を
夫が使わないような化粧品などを購入したレシートや、残業だと言って遅く帰った日にレストランで飲食したクレカの明細書があれば夫の浮気の証拠になります。
浮気の証拠は何もスマホやパソコンからだけ得られるものではありません。何気なくスーツのポケットの入っていたレシートや家に届いたクレジットカードの明細書で夫の浮気が発覚するケースもあります。ふいに見つけた浮気の証拠になりそうなものは保存しておくといいでしょう。
探偵に無料で相談してみよう
日記やレシート、明細書などを集めたら探偵に浮気調査の相談や見積もりをお願いしましょう。無料で相談できるので、あまり堅苦しく考えずに電話やメールをしてみるといいかもしれません。
万が一、あなたが証拠を何も掴んでいなかったとしても浮気調査は可能です。しかし、ほんの少しでも状況証拠があれば浮気調査は格段に速く済ませることが出来ます。早い調査ができれば、その分の費用も大幅に押さえることが可能です。日記だけでも書いておくと夫の行動が予測しやすく、調査も容易になることを覚えておきたいですね。
探偵に調査を頼めば離婚はできる!
探偵に浮気調査を依頼して決定的な浮気の証拠を押さえてもらえば、あなたが望む形での離婚が出来ます。また、証拠があれば夫や浮気相手に慰謝料の請求も出来ますし、財産分与や親権でも優位な立場で話を進めることが可能です。
決定的な浮気の証拠「不貞の証拠」を押さえてもらおう!
浮気調査を探偵に依頼する場合は、法的に認められる浮気の証拠「不貞の証拠」を押さえてもらいましょう。不貞の証拠があれば確実に離婚できるうえ、慰謝料の請求も可能です。
法的に浮気と認められるためには、あなた以外の女性と自分の意思で性的な関係を持ったことが証明されるものでなければいけません。つまり、「愛している」「君と結婚したい」等とメールで交わしていたり、キス写真が保存されていただけでは肉体関係の有無が証明できないため不貞の証拠にはなりません。
例えば避妊具を隠し持っていたというのが発覚しても、それだけでは不貞行為(肉体関係)は認められないため浮気の証拠としては弱いと言わざるを得ません。あなたに残業だと嘘をついて浮気相手と会っていたことが発覚しても「飲んでいただけ」と言われれば覆すことは難しくなります。
不貞の証拠になるものとは?
不貞の証拠として裁判でも認められるものは「浮気相手とラブホテルへ出入りしている鮮明な画像や動画」「浮気相手の居住地を最低でも三回以上出入りしている鮮明な画像や動画」などが挙げられます。不貞の証拠があれば肉体関係があったことが認められ、夫や浮気相手も言い逃れができない状況になります。
証拠写真や動画は少しでもぼやけていたりブレていれば「これは自分ではない!」と言い逃れされる可能性があります。そのため不貞の証拠はプロである探偵に依頼して押さえてもらうのが一般的です。慰謝料の支払があるので費用に関してはあまり心配する必要はありません。夫の浮気が原因で浮気調査をしたのであれば、調査費用も慰謝料に上乗せすることが出来るからです。
探偵に弁護士を紹介してもらうことも出来ます
不貞の証拠が出そろったら、次はいよいよ離婚や慰謝料請求に向けて行動しなければなりません。しかし、離婚や慰謝料請求には多くの精神的ストレスを伴います。ひとりで証拠集めも難しい状態であれば、弁護士に依頼するのが適切です。
もし弁護士に心当たりがなければ、浮気調査を依頼した探偵に離婚裁判や慰謝料交渉にたけている弁護士を紹介してもらうといいでしょう。どの探偵社でも顧問弁護士や顧客のニーズに合う弁護士と提携しています。弁護士に任せた場合、すべての交渉や手続きをあなたに代わって滞りなく済ませます。あなたは途中経過を聞いたり意向を伝えるだけでいいので、精神的な負担を負わずに決着を迎えるはずです。
証拠集めがつらい時は探偵に浮気の証拠を押さえてもらおう
ひとりで浮気の証拠集めができない、または精神的に難しいと感じた場合は迷わず探偵に浮気調査を依頼してください。状況証拠の有無に関わらず、あなたの状態や夫の様子を伝えるだけでも調査は可能です。
決定的な浮気の証拠である不貞の証拠を押さえることが出来れば、確実に離婚できます。また、夫や浮気相手に慰謝料の請求も可能ですし、財産分与や親権、養育費請求などに関しても優位な立場になるのは間違いありません。慰謝料に調査費用の上乗せも出来ますし、法テラスで弁護士費用の立替えも相談できます。
自分が手を下さずとも、浮気の証拠を集めることは出来ます。精神的に辛い時は一切をプロに任せる方がスムーズな解決が望めるかもしれません。まずは不安を解消するために関係機関や探偵に相談してみることが大切なのではないでしょうか?